King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

秩父の冬の寒さを

2014年12月25日 14時50分11秒 | 日々のこと
最近のお客様との会話でよくするのが
秩父の寒さです。

秩父は特別寒いところだという紹介のつもりで
よくスキーに行く時の気温の話をします。

秩父の盆地を抜けると途端に暖かくなるという
話です。

これは単純に暑いですね寒いですねと話すより
秩父は北海道並み寒さの所だという理解をして
もらうためにするのですが、先日とある年配の
人に話したら、それがどうしよりたというのです。

自分は秩父に生まれ、秩父に育ち秩父の寒さを
知っているが、こんなの何でもないというのです。

なるほど。

寒さに負けないという精神は立派です。

私としては周りの地域と比べて寒いという意識を
持ってもらいたいだけでしたが、それがどうしたと
いうのは意外な反応であり、また、ありがたいことに
それはエールであり、喝であり、もう人から叱られる
こともなくなる年齢でこんなことを言っていただくと
いうのはなんとなくありがたいなあと感じるのでした。

私は長年のランニングのせいか寒い冬でも風邪も
ひきませんが、ウィルス性の疾患はいくら体を鍛え
ていても感染すれば罹ってしまいます。

そんな精神論も体力自慢も通じない世界ですが、それでも
その方の話にははっとさせられたのでした。

寒いと縮こまらずに年を越しましょう
コメント
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