King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

無くなった秘蔵豆

2015年01月20日 23時56分57秒 | 珈琲
パナマのbest of panamaナチュラルトップ
パナマLOSLAJONES NATURALの豆の経験から私の中で
秘蔵豆という概念がぼろぼろと崩れ落ちました。

もはや秘蔵しておく必要が無くなったのです。

この豆だけの経験ならまだ秘蔵豆という概念は
あったかもしれません。

パナマLOSLAJONES NATURALの豆はエスメラルダ農園のゲイシャ
より上だと確信した時点でエスメラルダ農園ゲイシャを
焼かずに持っていても仕方ないという気持ちになりました。

COEの入賞豆であってもろくな味の豆はないというのは
かつてからあり、おいしい豆は秘蔵してとっておきの時に
焼こうと持ち続けるという行動に出たわけですが、その後
ホセラホネス農園だけしか出せない味の形が実は他の豆でも
可能だという事が実感できて珈琲感が変わったのです。

それを確かめたくて次々にとって置いた豆も焼いて行った結果
もともと少しづつの秘蔵豆たちもその在庫の箱を空にして
しまったのでした。

秘蔵豆を貯めているという事より納得の味がいつもあるという
安心感の方がはるかに満足度は高く、お客様の満足にもつながる
ものと思います。
コメント
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