King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

睡眠と添加物とskiTV

2018年02月26日 13時47分01秒 | 日々のこと

長年懸念としていたスキーの上達にコブを華麗に滑ると

いうのがあり、それさえできればすべて解決のように思い、

あと少しでそれが一山超えて次の展開に辿り着けるのではと

思い出したのが昨年のガーラでの滑りでした。

偶然見つけたテレビ番組で丸山貴雄のインプレッションにより

自分の求めているものを見せてくれたようなイメージを受けました。

コブの練習ではとかくズルズルとずらしてコブを越えコブの頭頂部

つまり平らなところで立ち上がってエッジを切り替えまたズリズリ

とずらしてドンと滑る所謂ズルズルドンの導入を提示する雑誌やら

スクールはやらはたくさんあります。しかし、これではコブは滑れないと

いう事実はあまり知られていません。春のグサグサで大きなコブなら

これでコブを辿ったり、コブの谷に降りないその上だけ滑るバンク

滑りなどをやりコブが滑れたように錯覚させる人たちにより最近は

春に現れるコブもハーフパイプのようなものになっています。

しかし、それが下まで通しで滑れたとしてシーズン最初のラインコブに

なると飛び出してしまうということになります。これは結局伸びあがってエッジを切り替えるのは

よいとして、次の外向傾で滑る、外足に乗って足首を伸ばさないなどの基本形ができていないと

結局小回りの発展形であるコブは滑れないのです。逆に小回りがしっかりできる人はコブでも

滑れるのです。昨今カービングターンなどといい尻の下から板を出して極端な外向傾で滑ったりして

アルペンスキーヤーのターンを気取る人たちが小回りの練習をする人を見下して自身のスピードを

誇示したりしていますが、草津の青葉山の斜面では小回りでも大回りで降りる人でもそう大差はなく

降りられます。ゲレンデでは小回りの練習を繰り返しする人よりスピードに乗った大回りの人が

圧倒的なわけで春になりコブをやろうということでもそれではキリギリスがアリに頼るのと同じで

もはや遅しなのです。そこでズリズリドンで降りられるなどと甘言でビデオの購入やスクールの勧誘が

数多あり、ネットでも動画サイトにあふれています。あのたまたま発見したskiTVなども前回の軽井沢の

回など予約し忘れたのですが、動画サイトで全部ではないものの見ることができました。それによると

アリエスカは最大斜度30度でかなりの難斜面と紹介されました。前回ここを滑った感じでは癖もなく

堅く締まっていて滑りよくただ短いのであっという間で、リフトは旧型で遅く、繰り返してもぜいぜいと

呼吸が荒くなることもありませんでした。青葉山もリフトは遅いのですが、下まで滑ると呼吸が上がり

天気がいい日だと汗が出ます。天狗の壁でさえ最大斜度28度で数字だけだと草津より軽井沢の方が上の

ようですが、コンパクトで多彩の斜面があり交通の便が良い軽井沢はお手軽な練習場であり、これは

番組で取り上げた通りで、温泉と高級リゾートとしてはまあ利用するまでもないということに変わりない

のでした。まあネットというのは便利なものでこの間から気になっていた睡眠用健康食品のグリナなども

お試しキャンペーンもネットから申し込みしました。かつてコンビニで買う食品にはこのグリシンが

よく使われていましたが、その食品添加物が今話題の睡眠系サプリになって、今すごい宣伝量で売られて

います。どの程度の効き目なのか試してみたいと購入したものの食品添加物として表示義務があるものが

今度は体に良いものと言われてもなんとなく抵抗感もあります。ネットで副作用を調べると一日に3Kとると

中毒による劇症症状がでるとあります。コーヒーのカフェインと同じで量を間違わなければ良いという類

のものです。お試しで購入してから色々と割引コースなどの定期購入を促すハガキやらメールやらが来ますが

グリシンはうま味調味料としてキロ単位の通販があり、個人でも購入可能です。となれば健康食品屋さんから

買わなくてもいいことになります。ネットでざっと調べてすぐわかることなので今の売り方がよいのか

使っている広告宣伝費や広告の仕方より、量販店やコンビニでも買えるサプリとして店頭に並べた方が売れるの

ではないかと思いました。

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毎日贅沢な朝

2018年02月26日 09時34分36秒 | 珈琲

連日日本のメダル獲得のニュースに明け暮れた平昌五輪も昨日で終わり、

最初は誰も韓国まで行くようなそぶりを見せずそんなに盛り上がらないのではと

思わせたものの、ふたを開けてみたらスポーツ面だけでなく政治的な注目や

感動ストーリーといつになくテレビの生中継など見ることになっていました。

最初は金確実と騒がれた選手たちも銅メダルだったり失格になったりと

なかなかメダル獲得のニュースもなかったものが一気にメダルラッシュの蓋開け

となったのがやはり女子アイススケートの選手たちでしょう。小平奈緒選手の

オリンピックレコードでの金とライバル(李相花(イ・サンファ)選手)との交流など

記憶に残る名シーンが本当に多く、高木美帆の金、銀、銅メダル、姉の高木 菜那

二つの金と今まで取れなかったものが果たされていく活躍と本命の人、羽生結弦選手の

金、宇野昌磨選手の銀という快挙と最後にカーリング女子の銅など本当に感動シーンが

目白押しでした。かつての長野オリンピックでの男子ジャブ団体の感動シーンと同様

記憶に残るオリンピックでした。これほど熱中してみた背景にはやはり時差がほとんどなく

生で感動シーンが放送されたことが大きかったのではないでしょうか。また一つ苦言を

挙げるなら日本人選手が出ていない競技などニュースに全くでないなど放送の仕方に

疑問を持ったことです。札幌五輪など私が印象に残っているのはクロスカントリーの選手が

帽子からつららを垂らしながら滑る姿です。それとバイアスロンとかボブスレーの迫力ある

シーンですが、それらは全く目にすることなく終わりました。それに一番の花である

アルペン種目なども結果のニュースもなく放送も午前中の速い時間にひっそりとBSでやっている

だけだったりと差が激しく、日本人選手が出ていても結果も伝えられない競技も多いのです。

日本人が銅メダルなどとる競技でも一二位の記録と選手名と国名がろくに伝えられないケースも

目立ちます。結果、日本選手団は金4、銀5、銅4の計13個のメダルを獲得し長野を更新した

のですが、こういうのは国力とか民度とかの証明なのか日本のスキー人口の減少や高齢化など

複雑な思いは増した結果でした。そんな朝のひと時に寒い朝ならではの珈琲を飲むという贅沢期間の

冬です。当店では冬はケニアのレッドマウンテンを一押しにしていましたが、それも今月いっぱいで

徐々に春の感じられるものが今後は出番を迎えます。スペシャルティというととかく酸が独特だとか

変わった点に注目されますが、のん兵衛が癖のある酒を好むように珈琲の珈琲らしさというと果たして

酸味だけなのかというのは疑問が募るところです。

レッドマウンテンの醍醐味はひとつでなく、実は寒さを得て味を深くするその日々の変化にもあり、

朝飲めばとにかく幸せに浸れるひと時が約束されたようなものです。実は今日も昨日もレッドマウンテンを

飲んでしまいました。今日もまたお代わりをしてしまいました。

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