King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

キャッシュレス社会とグローバル化

2018年02月15日 09時51分16秒 | 珈琲

昔の自分のコードを見てふと思ったのは今のパソコンの能力です。

小さなパソコンでもメモリー1Gなんて当たり前、ハードディスク30Gとか

すべてのソフトが64ビット化されるなんてまるで夢のような現実です。

ですが、今普段使うソフトが昔より早いかといったらとてもそんなことはなく

昔のDOSで日本語ソフトをメモリーに常駐させて使っていたワープロとか

表計算のスピードの方がはるかに速くサクサクという言葉がよく使われました。

今ではネットのブラウザなどもいちいち自分でインストールするまでもなく

普通にエッジというのが開いてメールもスケジュールソフトと一体としたもの

が自動に常体として使うようにセットされていたりと環境の変化が顕著です。

しかし、この一連のソフトとパソコンの速度も使っているうちにだんだん遅くなることを

感じたことはないでしょうか。いろいろなサイトを覗くたびにいろいろなソフトが

影で動いているのをユーザーは知ることもなく様々な行動がすべて補足して

どこかにデーターとして蓄積して様々なものに使われているのです。

所謂ビックデーターというものですが、このデーターがどこかに保存されている

といわれるものの誰もその存在を知らずそれにアクセスして利用できているのは

極一部の大企業なり組織なりで年々プライバシーというものはなくなり、管理され

個人の人権などもいかばかりかという状況になっている感じです。そもそも

人工知能などの自動化がもたらす世界もやがて人工知能が人間を超える時点が

せまり、人間を機械が管理する時代になるという近未来が現実のものになろうとする

のはもはや止められないものなのでしょうか。

そんな状況ながら日本というのは世界から見ると遺伝子組み換えとかに異常に

神経質でさらにクレジットカードなどもあまり使いたがらない社会です。ですが、

近づく東京オリンピックを前に一気にそれが進むとみる人が多いようです。

中国などはスマホ決済が当たり前でそれが社会を変えているというニュースが

ありました。これは今まであった通貨観念を変え経済を変えることでしょう。

日本では仮想通貨の流失で待ったがかかる場面ですが、世界はよりキャシュレスに

拍車がかかりそうです。そんな中今朝飲んだのはブラジルのブルボン種です。

これは昔からブルボンアマレロとして親しまれているものですが、日常的に珈琲を

がぶがぶとお茶代わりに飲む人にとってはありがたい飲み口となっています。

なにかと珈琲というとガツンと苦い炭火焼きのようなものが好まれそれが本物と

思っている人もいますが、海外で珈琲を飲んでみると解りますが、日本の物とは

違い普通にうまいものが多いのです。いつの間にかそんな普通にうまいものがなくなった日本にこれからまた変化があるとすれば今増えている東南アジアの人たちやコーヒー産地の

人が日本の珈琲を飲み炭火珈琲という文化にNOをはっきりと突きつけるとき本物の姿を

知ることになるのではと予測します。そんな時にこのブラジルのブルボンの質の良さに

改めてスペシャルティばやりの日本でそんなコンテスト入賞のすごい豆でなくても普通に

おいしいものがあり、ただ知らないだけなんだけどという思いをします。

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