King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ウナギ水槽と噴水自販機

2019年07月25日 09時30分04秒 | 珈琲

夏というと文藝春秋をもってリゾート地で過ごすという夏休みを

思い浮かべるこの頃です。軽井沢の喫茶店で分厚い雑誌を読んでしばし

日々のあれこれから離れてみる。そんなひと時です。

 

その文藝春秋に出る小説に魅力を感じなくなって古いドイツの小説とか

ロシアの小説などを読んでいるこの頃。

 

テレビのワイドショーやニュースでは毎回吉本がどうしたとか京都アニメの

犯人の画像があったとかどこがニュースなのかというようなものばかりが

流れなかなか明けない今の梅雨のように蒸しっとしてさわやかに行かないのです。

 

そうするとどうしても古い記憶であのスーパーの前にあった噴水自販機の涼しそうな

佇まいを常に思い浮かべるのでした。今ネットでその姿を見てもいかさないばかりか

ちっとも魅力的でも涼しそうでうまそうな雰囲気はないのでした。

 

さらに秩父の料理屋とか割烹料理屋がたくさんあり、その店先の特長は店の下方に

通りからも見えるようにウナギの水槽がある店が沢山あったのです。ところが今では

かつてのそういう空の水槽が見える店が一軒あるだけで至る所にあったウナギの

水槽は見られることもなくウナギが食べられる店もわずかとなってしまいました。

 

カブトムシ カブトムシ

夏が来た カブカブカブカブ

カブトムシ

最近気に入っている歌です。

夏の主役だ カブトムシ

噴水自販機に ウナギの生簀

レトロな街並みと昭和そのもののような銭湯が残っていたりしますが、確実に

寂れて懐かしいだけの町になって行っているような気もします。

 

昨日の夜はまた伝承館の坂まで走り、雨上がりでないため匂いこそしてませんでしたが、

まだテイカカズラが花を付けているのを確認しました。今年は随分花の寿命が長いと

みましたが、今では違う花々の香りが強くしています。クチナシやユリなどの香りの強い

花です。

 

夜は食事の後にもちっとした水菓子のようなものを最近は食べたりしますが、タピオカの

プリンだったりそれはいろいろ種類があり、そのお供にするのは深煎りにしたカフェインレスの

珈琲です。

 

これは夏の冷たいお菓子にぴったりで昼間はアイスコーヒーにもしたりします。

 

珈琲の味を静かに夜も味わいたいという向きにはいつものブラジルのデカフェの方がよく、

秋の夜長の読書にも合います。とはいえこれらはほとんど店主専用でいつも焼いてあるものの

メニューには載っていません。時折カフェインレスの需要があり、同じ悩みや夜でも珈琲をと

いう方はいるものでハーブティーでは逆にトイレに起きるという人にはより深い眠りが期待できると

好評です。

 

カブトムシの歌の最後は

 

カブトムシ あつい夏

乗り切ろう ナツナツナツナツ

 

です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする