最近少しショックだったことは最後にとっておいたビデオのゲームオプスローンが
無残にも面白くなかったことです。
『the exepanse』『sneaky pete』といった面白く夢中になったシリーズが終わり
おもむろに見始めたのは世界的にヒットしているというゲームオブスローンですが、
ちっとも面白く感じなかったのです。まず最初の一話しか見てませんが、これに付き合って
行かなくてはならないのかと考えてしまいました。
それなら24を最初から見直してみる方がまだましなのでは。
もしかしたらこの有料会員の脱会をしてもっと有効なことに時間を使うべきなのではと
そんなことも考えるのでした。
そして本も読む時間が増え、この夏の楽しみは長い昔読んだ小説を引っ張り出してまた
読んでみると実に新鮮で昔のころ読んだ鮮烈な思い出を思い出したり、全く気が付かなかったことに
思いついたりとすごい体験をすることもあります。
そうだったのかという発見ももし、当時それを知っていたらどういう世の中になっていたかなどという
人生の選択と岐路もまた違ったものになったのではと思う事もあります。
さて、その構造として小説のたくらみが最近は解って来て、小説ならではの読者の裏切りという
手法を知ることになります。
なんだそうだったのかと作者の意図がばれてしまうこともあり、これはこれでいいのか、世紀の大作も
もっとドラステックに作者の意図を切り取った最後を用意すべきところを歴史のせいにしたり、主人公の
最後はあえて書かれていないというものが多いのです。もしくは落ちぶれて今はないとか何のためにかかれたのか
知り得ない物語も多いのです。
そういう裏切りは常にあり、世の習いとするのかそれとももっと違うものを思考しないといけないのか
それはこれからの夏の過ごし方で明らかになるかもしれません。ゲームオブスローンとともに小説を
読むのかはたまたもっと違う表現にしてみるのか。
これは今の在庫している豆たちにも言えることで、かなりきわどくまた釜のチューニングを繰り返し、
出来る味をこれでもかと比べ続けてより良いところにしています。
甘みが強い豆はより甘く、苦みとコクと懐の深い豆はその深さにより味わい深いものを重ねることにより
また違う味わいともしかしたらこうなのかもしれないという答えが見つかるかもしれません。
いつもある信頼の味も極上の豆でしか味わえない特別な清涼感もやはり最後にうまいと漏れないと
いけないんじゃないかとどうしても思えます。
裏切りも面白いと感じているうちはまだ本物ではないのかもしれません。何かの道筋を示せてこそと
いうのも最近の事象で見ることもあり、何か確かなものにまた近づきたいという欲求のように生まれ
てくるのでした。