SUNDAY, MARCH 3, 2013
8:00 PM ET - Bankers Life Fieldhouse, Indianapolis, IN
1 2 3 4 T
CHI 21 19 26 26 92
IND 32 15 22 28 97
Arena: Bankers Life Fieldhouse, Indianapolis, IN
Officials: #17 Joe Crawford, #20 Leroy Richardson, #58 Josh Tiven
Attendance: 17533
Duration: 2:25
守りのチーム同士の対戦ということでしたが、普通守りの良いチーム同士となると
ややもするとロースコアのあまり動きのない戦いになりがちです。
でも、最近のNBAの守り主体とは強く当たって速攻で返すという最初からターンノーバー
からの速攻が狙いであり、速い攻めがやりたいがためというところがあります。
かといってペイサーズにはハーフ主体となっても攻めるだけの武器があり、
速攻での点の取り合いにも遅い攻めにも対抗できる力があるので、今の
位置にいるのでしょう。
しかし、見ていて自在な強さとか圧倒的な強さを感じさせないところが
全体的にあか抜けない洗練されたものを持たないような田舎臭さを感じます。
ブルズはやはりローズ不在という圧倒的な主戦力を欠くというイメージ
ながら、ローズがいなくても上位にとどまるという安定感のある総合力を
示します。
よくそれはノアのセンタープレーヤーとして、起点となるパスをしたり速攻
参加したりと多角的な成長を見せたからだという人がいます。
私は、どうもそういう好意的な見方より、プーザーの衰退が強く感じられて
本来もっとパワーフォワードの展開力と統率力を示しエース不在を補う
べきところをどうにかこうにか自分が最小限の出場でとどまっていると
いう感じを受けてしまいます。
この日はさらにハインリックの欠場と重なり、普段ならペースを活気ずける
役回りのネイトロビンソンがずっと引っ張る形でもう一段のロケット役がいれば
後半の反撃ももう少し接戦に持ち込めただろうと思われます。
逆にジョージヒルの便利に使われるお兄さん的役割から主ポイントガード
としての力が発揮され今の位置をキープさせているのだなと思わせます。
ただ、洗練されたイメージにそれを高めるには彼の持ち味だけでは脱皮で
きるかどうか、今後が注目されます。