King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

早く攻めるだけでなく、ブレイザーズ対ブルズ

2013年03月24日 11時52分47秒 | バスケ
THURSDAY, MARCH 21, 2013
8:00 PM ET - United Center, Chicago, IL

    1   2   3   4  T
FOR 20  32  28  19  99
CHI 21  16  16  36  89

Arena: United Center, Chicago, IL
Officials: #43 Dan Crawford, #36 David Jones, #75 Eric Dalen
Attendance: 21946
Duration: 2:03

ブルズの試合はよく放送されますが、やはりノアが今季いくらパスがよくなり、
ネイトロビンソンが盛り上げようと、期待がかかるのはローズの復帰です。

練習を再開していると何度かテレビでも紹介されていますが、まだ万全に
なるまで出たくないという精神面での復活が必要なような言われ方ですが、
チーム戦略はより高度に絡んでいることでしょう。

もう一人ハインリックがこの試合から復帰して、より戦術的に変化と波を作りやすく
なった感じですが、この試合はとんだ点差を最初にゆるしどうにもこうにもという
感じが強く、ホームなのに後半にはもう声援もないような盛り上がりのないものに
なってしまいました。

そんなに破壊力のある選手がいるわけでないのに、ブレイザーズの強さはなんなのか
とみればこれはどんな困難なところからでも決めてしまうタフな得点力です。

特別な戦略や他のチームと差のある守りや攻めがあるのではなく、よくある今の
強く守って早く攻めるだけですが、強く守るにもインサイド重視のチームとスチール
重視のスピード重視の守りの差があるわけですが、そのどちらにも対応するには
ブレイザーズのようなあまりスピードはないものの、ファウルを受けても決めてしまう
確実性は上位チームの中でも断トツかもしれません。

それでもレブロンやコービーのような突出した選手がいるわけでもエースにボールを
集めてしまうということでもなく、フォワードのシュート力が強いのです。

ピッタリとディフェンスが付いたままでも得点できるし、どこでボールを持てれば
点が入るというのが全員知っているのです。

ブルズはそれを察知して、ボールを回させないような守りが必要でしたが、
スピードが主の得点力しかない今のブルズだと、ゆっくりと責めることもハーフから
組み立てることもできません。

一方のブレイザーズは後半リズムを崩すとシュート確率が極端に悪くなりましたが、
相手が速攻重視のチームならそれを切って、ハーフからの展開でも戦うことができ
今の主流の相手より早く攻めて攻めるポイントもスリーをより多く打つ、走って打って
という点の取り合いに打ち勝つことでなくリズムを変えて対抗できます。

オフェンスの点の取り合いでスリーの確率やべりメーターの確率だけで勝負が
決している今の上位チームの中で、ペイサーズとこのブレイザーズ、ウルブズは
ちょっと違うようです。

そして、レブロンやグリフィンのようにディフェンスの上からでも決めてしまうという
圧倒的なイメージより、ディフェンスがついていても決めることができるという特異性は
また止めようがないのでやっかいです。

強く守って早く返すが身上なのに、守って決められてしまうと何もできないというのを
繰り返し、点差ができてしまい、せっかくのハインリックの復帰も飾れませんでした。

ネイトロビンソンのダンクは相変わらず熱くさせる物を感じました。私と同じ身長とは。
私もいつかはと思います。
コメント
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