King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ハワイコナ危機

2013年03月05日 09時48分02秒 | 珈琲
昨日走りに行こうとしたらかなりの雨が降ってきました。

天気予報は、雪が降るといっていたのにこの激しい雨に走り出すことも
できず、お風呂にしました。

そして、雨は予報通り雪になり、みるみる積りだしました。

庭もしっとりと重たい雪に覆われたものの、これは春の雪ですから
かりそめの雪景色です。

それでも朝、目の前の羊山も白く表れた姿は新鮮なすがすがしさに溢れていました。

雨に現れた朝はそんなさっぱりとした印象ながら、寒さと花粉と春の洗礼は
厳しいものがあります。

春から諸々の値上げが予定され、現在ガソリンなどは円安ですでに
値上がりが続き、食糧輸入国の日本はこれから入ってくるものは
値上げが予想されます。

当然、コーヒー豆も高くなると予想されますが、まだその動きが見えません。

新豆が出る五月六月のころにはこの値上げが問題になるでしょう。

となれば今のうちに仕入れておくというのが賢い選択かもしれません。

現在、中米とハワイにコーヒーの病害が出ていて、収穫量の減少から
値上げ品薄の予測もされています。

かつてのモカ、マンデリンと同じ道です。

そしてもうすでに国内の主要卸にハワイコナがなくなっています。

店頭でももちろん見かけなくなってきました。

それでもまだ売っている店はあります。

新豆入荷の六月には入るという広告も目にします。

人の心理としてないと言われれば飲んでみたくなるのが人情です。

当店にはいくらかありますが、これは当店で滅多にハワイコナが
注文されない証拠でもあります。

ブルーマウンテンは間違って注文されることがあっても、ハワイコナが
好きでぜひほしいというのは滅多にないことです。

全くないことではなく、ハワイコナをお土産にもらったとか飲んだことを
誇らしげにお話されることもあります。

それでもコーヒー好きからすればそれまでの豆ということもあり、
ハワイコナが店頭に消えることよりも、グアテマラ、コスタリカ、ホンジュラス
がこれからプレミアム化してしまうことに危惧を感じます。

コメント
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