King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

一月寒波に

2019年01月09日 10時05分41秒 | 珈琲

元旦に15Kラン敢行ののち、やはり正月なのでミューズパークも走らなければと

ミューズランも走り、元旦の走りがいつもと逆回りなので、本の周りであの桜橋から

公園橋までの登りを走りとこの寒さに負けまいと順調に走りは続いています。

 

とはいえ最初からスピードがかつての物と違い完全にジョギングモードになっている

のが気になるところです。

 

昨日は朝から寒く、夜になり乾いて冷たい風の吹く中走ると汗は出るものの手とか顔の

冷たさは強烈でまだ体が寒さになれていない感じがします。いつもなら吹雪の中汗をかきながら

ひとつの斜面をひたすら繰り返して滑るという行動があり、寒さへの順応も雪山体験で

すすんでいた感じがします。今年はまだスキーに行けていないので、また違った寒さの感覚

なのではないでしょうか。

 

この寒さがもたらす珈琲の味の変化も毎日飲んで感じる変化を味わうことが醍醐味であり、

それを人に言われて感じるのでなく、自身の舌と肌で感じる日々の変化とともに味わうことが

珈琲生活の真の味わいです。

 

関東で毎日晴れて乾燥した風に吹かれ続け、一旦スキーに行くと真っ白の世界に浸り、その

ギャップと環境の変化を楽しみ、持って行った珈琲にいつもと同じほっとした感じを改めて

感じたりするとそれがランドマークとなり、真っ白の世界で飲む味と青空で乾燥した空の下で

飲む味を思い出してほくそえんだりします。

 

どうにか今年も来週にはその真っ白の世界に遊ぶことが出来そうで、それを思いつついつもの

珈琲に今年の雪はどうだろうかと思いを馳せます。

 

今年そのスキー行に憂いを感じたのは軒並み宿が高くなった印象があった事です。

 

いつも10000以下の宿をとりますが、じゃらんなどは外税表示になり一万以下と思ったら

結局払ったのは12000程度だったなんてことがあり、宿のホームページで予約ということが

多かった昨年です。でも、この値段だけで検索するというのは危険をはらんでいてとんでも

ない宿も現存しており、どうしてもいつもの宿やいつものゲレンデに収束してしまうという

副作用もあります。

 

軒並み値上げした感のあった宿の情報もちらほらとそうでもないところも見つかりました。

 

まず、いつも毎年行っているタングラムですが、今年はついてくるリフト券がタングラムだけ

から斑尾共通券になって値段はいつもと同じなので実質3000安くなった感じです。

コースもかつては頂上から野尻湖テラスまでのコースが閉鎖されキングスラロームもなくなって

いたのですが、今年はちゃんとコース図にコースが出ていてさらに林間コースも開けるという

ことなので今年は行ってみようかという気にさせます。もっとも私が行く3月頃はもう雪がなく

スカイラインすら満足に開いてないことが多いのです。でも共通券付きなら雪が最大にある

時期に行ってもいいかなと思っています。

 

後はまだ行ったことのないゲレンデですが、温泉とセットで考えると思ったほど良いところがあり

ません。ただ、田中陽希が登った300名山でみたリフトや斜面にこんなところがあるのかと言う所が

何カ所かあり、さらにずっと行こうと思っているシャルマン火打や白山のスキー場もずっと行こうと

思いつつ果たせていません。今まではとっておこうという意識もあったのですが、体力的にももうそう

いうことを言える状況ではないのでそろそろ実現の道を探ります。

 

 

 

 

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このギャップ

2019年01月08日 15時14分20秒 | 珈琲

ネアンデルタール人とホモサピエンスの差は近年色々と研究が進み、

その違いは理解していたつもりでした。ですが正月のテレビで見た

衝撃の書での視点はまったくびっくりの内容で、死なない人間や自ら

デザインした人間が今後出るのか考えたら頭の痛くなるようなあまりかかわりたく

未来が今後現れるのかともう一つ欲望の資本主義という番組と合わせてみると

もう精神的世界での信仰なんてのは幻想で、みんな資本主義という幻想の中で

生きていることを改めて感じ、そもそもそんな幻想でない生き方はできないのかと

思ったらそれはもはや文明の否定でしかないことに気が付くのでした。

 

今年の正月はいつもより寒くなく、昼間は特に日が射せば10度以上になり、外に出ると

ポカポカとしています。毎年この月の冷え込む時期の珈琲のうまさを伝え、何がその重要な

ファクターであるか訴えてきましたが、新年の季節のブレンドはそういう意味では違うもので、

またこれが説明がいるところです。

 

今の暖かさを感じるとこの季節のブレンドに漂う味と雰囲気はやはり蝋梅の香り漂い、どこかで

琴の音がなるそんな新しい年にはこのブレンドの味は必須で、新年らしさもお正月らしさも持って

います。

 

午後になり、暖かさも冬の冷たい風に嬲られ冬の珈琲の本格的な出番となります。

 

ブラジルの味にしろケニアにしろ冬ならではという変化を見せます。

 

それを明確に感じて飲み分けてみていただきたいそんな思いともっと知ればもっと深く味わい

深くなる珈琲の世界に浸れるこの冬の味の変化です。

また空気が澄んで、香りが強く立つ感じも独特の冬の珈琲で、寒い中で飲むと解ることも

あるのです。これは幻想でなく、現実に感じる味わい深い珈琲の世界です。

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一月の季節のブレンドは

2019年01月07日 10時05分39秒 | 珈琲

当店は元旦からやっていましたが、元旦からしっかりと長居して

珈琲を飲んでいく方はなく、のんびりと過ごした感じです。

 

正月も七草となるといつものあわただしさが増して色々な情報と人が

集まります。

 

正月のニュースなどはいつも長閑なものが多いのに今年は最初から

きな臭いものが多く、韓国の反論動画公開などはいつまでうそをつくのかと

いうしらじらしいものでした。そんなにまでして何を当時隠していたのか

気になります。

 

一方まったく知らなかった世界的ニュースを日曜日のテレビで知りました。

 

中国が世界初月に探査機を着陸させたというのです。それも月の裏側にというのが

なんとも妙なものを感じます。

 

これは快挙なのか何を目論んでいるのかしばし考えましたが、日本は探査機を小惑星に

着陸させ成分を持ち帰り地球に帰ってくるというミッションを行っており、技術的にそちら

の方が高い感じがします。月にもかぐらを打ち上げ精細な画像を得るというミッションも

行っています。日本のそういう諸々の計画も日本独自というより米の管理下のような面白く

ない面もありますが、逆に中国の探査機は月にも覇権を及ぼすという意図が最初から宣言され

月の資源を手に入れるためだと堂々と宣明されています。

 

かつての戦争の結果、新たな植民地を獲得することや未開地の領有はしないと学校でも教わりました。

今時ですから植民地という言葉を聞くといつの話かという感じです。南極大陸も宇宙の領有もしないと

いうのが国際コンセンサスだと思っていたら中国は違うようです。このように最初の相互理解が違うと

とんでもない事態がまた出来してしまう感じです。あのマグロの初セリで高値で競り落とす会社は奇をてらった

目立ちたがり屋というイメージですが、ソマリア沖の海賊対策で実利的解決を一企業ながらしています。

こういうのはニュースにならず本マグロとその値段ばかりが出てくるだけです。

 

何も軍艦や軍隊といった武力行使だけが暴力行為に対抗する手段でないという良い見本なのに残念です。

 

今世界は自国第一主義や利己的な政党の台頭で不安定化を増しています。今まで積み上げてきた人類の英知を

今一度見返し戦争などに至らぬようにせねばなりません。

そんな意味で北方領土交渉とかレーダー照射問題も国民として関心を持ち見守っていかないといけないでしょう。

 

さて、新年の新しい豆としてドミニカパラオナAAAを焼きました。

 

これはとてもフルーティーで鮮烈な印象の丸で珈琲とは思えない味です。

喉に抜ける清涼感があればほぼあのゲイシャと肩を並べる味わいです。

それなのに知名度がないためか値段はゲイシャの三分の一です。

 

大粒のティビィカ系でありながらジャマイカのブルーマウンテンの重い暗い感じの印象と

違い、とても陽性で明るい華やかな雰囲気です。この華やかさこそ私がいつもこの新年の

季節のブレンドのテーマとするところです。

 

今年も季節のブレンドは『雅』で始まります。

お楽しみください。

 

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マグロの高値落札の狙い

2019年01月05日 14時02分06秒 | 日々のこと

毎年初セリでホンマグロが高値で落札されますが、ここのところ

いつもニュースで見る顔は同じ顔で異変なしの感じですが、値段は

バカ高でそんなのでいいのという感じです。

 

ついでに疑問はさらに出てきて、なぜいつも同じ会社が落札という事で

名前が出るのかという事です。

 

普通、セリに参加するには仲卸の資格のある人しか場に立てないのです。

なのに誰が落したかなんてのはそもそもニュースに出ていい話ではないのでは

ないのかと思います。

 

落としたのはどこかの仲卸でそこから小売りされる先がすしざんまいなら解りますが、

今年は会社名が前面に出ていつもの社長の顔もそれと一緒に出るのですが、日経では

前評判では一番入札に他の会社も参戦するとあおるような記事があります。

 

それが元気寿司だというのですが、秩父地域にもかつてあったすしチェーンですが、

いつの間にかなくなったかこの会社のイメージです。

 

そして、またあの魚が映るといつも思うことは、昔うちの母が店頭で魚をさばく

姿です。

 

どこの家庭でも神棚があり、そこに昔は鮭や赤かぶなどを吊るしていました。

 

そして、吊るされた荒巻鮭はうちに帰って来て、さばいてくれと注文が入ります。

それを切り身に切り分ける姿を今の時期そばでよく見守ったものです。

しかし、私が小学校高学年になるくらいからその姿はなくなったように思います。

そもそも近所にスーパーができ当店で荒巻鮭やマスを売らなくなったことも

ありますし、今荒巻鮭自体を店で見かけることもなくなりました。

 

枝に餅を刺したものも最近見かけませんし、風物なんて時代時代でこうやすやすと

変わるものなんだと感じます。

 

それなのに人口減でもお祭りは地域の伝統などと言いなかなかなくならずいまだに

わけもなく続いていたりします。

 

先日テレビで『ファウンダー』をみて、マクドナルドとして残ったのは店のシステムを

見てびっくりしてチェーン展開を持ちかけた人物が創業者として生き残ったというのが

蘇ってきました。成功の秘訣はシステムでも着眼点でもなく、名前の響きとセールスマンと

してのねばりだと言っていました。

 

ビジネスの世界で頭のいい奴や学歴を誇るものはごろごろいても勝ち残るのは粘り強い者

だけだと。ありきたりの成功物語より世界的に名の売れた企業がこんな形で生まれたのかと

実にあっけないことに正月に見て心に残る話でした。創業者の素晴らしいシステムや経営理念や

素材から店のカラーなど誇るべきものが実はビジネスとしては広めるシステムとか違う視点や

法理問題があり、それを制したものが創業者として残れるという厳しくも空しい世界が

ビジネスなんだという事です。

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今日果たしたこと

2019年01月04日 19時34分42秒 | 日々のこと

今日は官庁も仕事始めで、日本の証券市場も開きました。

意外だったのは中国が二日から証券市場が開き、アメリカも三日には

開いたのに日本だけ三日も休んでこれはよいのかと思いました。

以前金融機関は大晦日まで営業しており、そんなもんだからそれにつられて

仕事をする人が多くいたと思います。日本は世界から働き過ぎだと批判され

矢鱈と国民の休日を増やしたり、土日とくっつけて連休にしたりして

 

休みが増えこれが結局人手不足を加速しているのではないかと感じます。

休みの日には高速道路が渋滞し、効率の悪い印象は増します。

 

私は年末に処理できなかった庭木の伐採した枝を市のクリーンセンターに運び

ました。ずっと気になっていたもので、積み上げた量は二回運ばないといけない

位の量で、誰かからトラックを借りないといけないかとずっと悩んでいたもので

毎日見る枝の山は頭を悩ましていたのです。そして今日シートを全部倒して

荷室を最大限にして枝の山は助手席も使い全て積み切りました。

この時の達成感はなんとも言えない

ものでした。荷物で後ろが見えないような状況で

やっとクリーンセンターに着くとなんと搬入の車が列をなして受付を待っていました。

10分くらい待たされましたが、荷下ろしはあっという間で悩まされた枝の山ともあっと

いう間にお別れ出来ました。いとも簡単に大変な事業も終わればこんなものという感じです。

 

後はスキーの宿の予約をしました。

 

よくネットでもニュースサイトなどでものすごい安い値段が出てきますが、クリックしてそのサイトを

みてみると実は空いている日にはその値段で泊まれなくて相当高くなるというのがお決まりになっています。

総じて昨年より高い印象の今年の宿でしたが、昨年並みの所を見つけネットで予約しました。

良い宿は二万三万普通にしていますが、日を選べその半額程度で泊まれます。

 

残念なのは料理の質などが年々落ちている印象で、実質値上げという感じを受けるのです。

 

普通に牛ステーキがメインに出てきていたのに、ロースビーフに変わったり、餅豚のステーキだったり

気付かれないような変え方でコストカットされ毎年行っている身としては残念な感じが増すのでした。

食材などは今後関税の引き下げで安くなると言われているのにそれが現実にサービスとして受けられて

いないのは残念です。まあでも気になっていたことが解決できて満足な一日でした。

 

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じっくりとミッションインポッシブル

2019年01月03日 23時37分20秒 | 映画

今年はまだスキーに行っていないという異常事態のような感じの冬です。

予約サイトを色々見ていると最初の予定の今まで行ったことのないスキー場に

行くという目論見も段々と後退していく感じでした。というのは今まで経験した

スキーの何が毎年スキーに行くという行動に走らせたのかを考えるとまだ見ぬ

スキー場に今まで経験したスキー以上のものが得られるのかどうしても疑問に

感じるのでした。

まず、予約サイトで出てくる宿がみんな魅力的に見られないばかりか料金も今までより

高くなってしまっているように感じられるのです。昨年とまった草津などは1万以下で

ヴィレッジはいつもの9000円も切ったプランもありました。

それにリフト券はコースが半分になり3000円となり、一番の魅力の本白根の壁が滑れない

ということでもまた行くことになったのです。

しかし、今年リフトは噴火前より値上がりし、宿も高い感じなのです。一度8000,9000円

で泊まってしまうともうそれ以上出して泊まる気にもなれず、他のゲレンデも魅力的な

所に映るところもないのです。

そんな中、お正月や年末のテレビはいつもの特番で変わり映えしないのですが、昨年の番組を

再放送していて、見比べることができるという変わった感じを体験します。また、再放送も

一気見という事でシリーズを連続でやるケースが多く、今年はどこも出かけず来店者も少なくこの

一気見をするという有意義なんだか時間の無駄なんだかわからない時間を過ごしました。

なかでも、BSでミッションインポッシブルの一気見があり、ぜひともとみたのがローグネーション

で、昨年のホールアウトを見る前にテレビでも復習してから映画館にということで放送されました。

私はそれを見ていたのですが、最後の方は寝てしまい良く解らないままで新作を見たため、何か

まずいことをしたのではという懸念を持っていました。

というのはホールアウトはずっと追っていたテロ組織が、実はIMFであり、イーサンハントそのものだ

という懸念が政府やCIAにはあり、その監視の元活動するという始まり方で、随所に続編なんですよという

雰囲気が出ていてそのくせジェレミーレナーは出てこなかったり、ローグネーションでは出ていなかった

元妻が出てきたり、これは伏線を理解するうえでも前作や前々作を見てみようという気になるのです。

それに私はローグネーションを見ておりああみたとおりだったという事で途中寝てしまいそのため

肝心なものを見逃した感じがしたのでまたローグネーションは見たのです。そして、思ったのは

見たとおりだったのです。つまり、新しい発見もなく、前見たのと同じ話だったのです。これを

みてもまたホールアウトをみても特に深くなることはなかったのです。

ただ、解ったことは謎のテロ組織がローグネーションでは名がまだなくその首謀者は逮捕して

完結したのをまた引きずりだしたのは後から新ストーリーにするために深みを出すための

再登場で、これは色々と都合があり、キャスティングできた人とできなかった人の都合なども

含めてのストーリー展開なのだという事を改めて感じました。

前評判や見どころとしてアクションがクローズアップされていますが、見どころとしては

人間関係と味方の失敗を攻めない姿勢とか信じる正義感とかゆるぎない信頼感と会話や

表情で解らせる演技力などが魅力だと思います。

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元旦恒例ラン

2019年01月02日 10時46分20秒 | ジョギング

年末に気になっていた庭木を伐採してすっきりしたリビングには

明るい冬の日差しが射しています。

そこを鷹がのんびり飛んでいる様が見られて長閑な感じです。

そんな日差しをたっぷり浴びながらいつもの恒例の元旦ランはこの日差しを見ていたら

いつものミューズパークでの走り始めでなく、自宅からの15Kランにしました。

 

これは昨年何度も挑んだものの途中公園橋から帰ってしまうという短縮で完走してない

コースなのです。以前はこれは毎週一度は走っていて、なおかつ90分を切るのを目標にして

いました。これが昨年は完走すらできないというだらしなさでこれを払拭しておかなければ

新しい真の年越しにはならないと思い、元旦に走ることにしました。

 

正月とは思えない暖かさで、いつも走る夜とは違い昼間は交通量も多く、元旦で歩いている人も

いて走りづらいのですが、ウニクスなどはもう店が開いていて普段とあまり変わらない風景で

正月らしさなど微塵もありません。

 

そういえば最近、車に正月飾りをぶら下げている人もいなくなりました。

 

正月の人出でにぎわうウニクスの交差点を渡るころには既に汗が出だして、

夜走っているより薄めのTシャツと手袋でしたが、夜にはない汗で夏と同じに

汗がしたたり落ちるランとなりました。

宮地を走っているとトイレに行きたくなり、コースを国道に戻してトイレにより

ます。こうなるといつも完走が危うい兆しですが、ペースは上がらないまでも

走る辛さはなく、とにかく完走のみを考えて走りました。

 

秩父橋を渡り、寺尾の信号を鋭角に折り返し、巴川橋まで戻ります。

この間、川をさかのぼるのでおおむね上り坂なのですが、公園橋から桜橋は

長い下り坂で急坂です。ここでスピードに乗り、最後の登りを上り切れば

後は完走は間違いなくなります。

 

明るい中走るとこの坂もたいして距離も感じず苦痛にも思いません。夜走ると

この歩道がある道もデコボコで障害物も多く、走りづらいのです。

意外とこの間の進みが夜より早く感じられすぐに尾田蒔の信号になり、ここから

公園橋の坂もたいした勾配に感ずることもなく一気の下りがやってきます。

ここで初めてランナーにすれ違いました。

 

ここの登りのコースをとるのはかなりの手練れのランナーと見られますが、

私のように毎日走る人ではない感じでした。

夜走るとこの間はランナーとよくすれ違いあいさつなどもされます。

あまりスピードにも乗れないまでも苦しいとも感じず最後の登りに差し掛かり

これも距離感より日差しが山の陰に入り涼しく感じられ汗がしたたっていたのが

しばしなくなりました。すると体が冷えてトイレに行きたくなり、影森駅でまた

トイレに寄ることになりました。

 

夏場はこのトイレによるともう走りを再開する気になれなかったりしましたが、

今回はまだまだ走れました。影森の踏切で国旗とヘッドマークを付けたSLに

出会いました。この最後の自宅までの直線は緩やかな下りで、それもほとんど

歩いていたのでは感じないほどの傾斜であり、これが今までずっと登ってきた

代償でこれをスピードに乗りラストスパートして90分を切るというのがこの

コースの要諦です。ただし、昨日はトイレに二回もより寄り道しているし、とうに

90分は無理であり、ただ走り切ればよいという感じであまりスピードも出ません。

 

テレビなどで芸能人が走る番組が増えていますが、よくマラソンとか駅伝とか

走るのを見ますが、よく走れるものだと思います。見ているときは自分もあのくらい

などとみていて今年はフルマラソンに挑戦しようかなどと考えますが、たった15Kが

体たらくな走りでは到底無理というものです。以前はハーフを二時間切って走っていた

のになんともだらしなくなったものです。

 

とはいえ完走出来てよかったという元旦のランでした。今までは膝とか腰とか尻とか

筋肉痛が走っている最中に出ましたが、今回は何と足の裏が痛くなるという初心者の

ような症状でした。近いうちにミューズパークのランをしたいと思います。トイレ休憩も

含めて115分でした。

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憧れという重要な感情

2019年01月01日 23時23分56秒 | 珈琲

ここのところ言っている人と同じことをそれも毎年繰り返すという愚は

犯すまいという戒めの言葉も空しく家族が集うお正月にはその家族が

皆お雑煮を食べるという事でいつもの三倍の三つ葉やら鶏肉やらホウレンソウなど

の食材、とりわけ蒲鉾とかなるとまでが三倍になっているという状況に

なんて馬鹿なんだと思いつつ結局買ってしまうのでした。

 

当初はそういうのはもう今年はしないといい別に正月にお雑煮を食べなくてもよいし、

いつでも好きな時に好きなものを食べるとしていたのに、大晦日も普段の倍のエビのてんぷらを

買い紅白を見てそばを食べました。

 

無駄な抵抗も家族の意向に逆らえず最初の誓いもあえなく崩れ去ったのです。

 

年々お正月らしさも街の風景も寂しくすたれていく感じを感じますが、これは

少子化とか高齢化とか日本のダイナミズムが薄れていく今後を憂う言葉とともに

日本の未来が明るくなくそれでもマスコミは日本の文化や人が素晴らしく世界の人々を

引き寄せているという喧伝を繰り返します。

 

こんな中思ったのは日本人の島国根性がかつて世界に一流国になり先進国の仲間入りをすると

邁進した明治期の人々の意気込みと熱意が戦争という悲劇に突進しその後平和憲法を持つ

国として世界の暴力から関係ない国のように過ごしていますが、世界には格差と暴力から国を

捨てる人がいまだに多くいて日本も知らんぷりできない状況です。

 

日本でも格差や暴力の問題はあり、石器時代の狩猟採集時代でさえ、人類は団体生活をして

それゆえに富と文化的生活を拡大させてきたのです。いま日本に必要なのは現状に満足することなく

より向上と豊かさを目指して集団の力をさらに上げることでしょう。

 

それは格差や富の集中へのあこがれ以上のものをもっと意識しなければならないのではないかと

思いました。

 

毎年繰り返す渋滞やみんなが同じことをやるバカらしさをいつも指摘しますが、そもそもこの

集約的集団行動が文化と富の増加をもたらし進化という発展ももたらしたはずです。

その憧れるという感情をなくすと今後の日本の発展も進化もおぼつかないかもしれません。

そんなことを思う年明けでした。

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