金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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大河ドラマ「麒麟がくる」#3

2020-02-02 20:47:31 | 大河ドラマ「麒麟がくる」
「そなた、頼純を殺したそうじゃな」
「ええっ私が!?」(すっとぼけ)

から

「まだそなたに殺されたくない」
「あやつり人形に毒は盛りませぬ」

まで、本心を全然隠していない道三と頼芸の
緊迫感あるやりとりはよかった。

帰蝶も、夫を父親に殺されたことに心を痛めつつ、
感情的になったり、変に女をむき出しにして
十兵衛に絡んだりしないのがいい。
(大河にしばしば出てくる、
 「ファム▪ファタル的なキャラを狙いました」
 って感じの女性、見てるとストレスなんだもの)

そして斎藤家のお約束、義龍の父親問題を展開。
いつでもどこでも話を見聞きしてて現れる道三の
怖さ……。
義龍はちゃんと親父の政治の弱点を把握してて
えらい。


駒ちゃん、あんなに小さかったのに、
記憶力良さすぎじゃない??
まるで、モチーフを確認させて
話を進めるためだけのキャラのよう!

そして、出ました2回目の「麒麟」。
義龍「どんな国ならいい?」
十兵衛「麒麟がくる国」
モチーフを確認させるためだけの会話、
マジではやめて……興ざめだよ……
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大河ドラマ「麒麟がくる」#2

2020-01-26 20:44:25 | 大河ドラマ「麒麟がくる」
土岐頼純の顔つきがひどい

なんか、こう、言いづらいんだけど、
精神疾患がありそうな表情だ。

そして、視聴者にすら、
「あ、これ毒入ってるな」
と読めるムードだったのに、飲んじゃうんだ……。
「わかってるけど飲まざるを得ない」って感じじゃなかったよね。
大丈夫か、戦国人として……(大丈夫じゃなかった)

きょうはひたすら道三をヨイショする回。

十兵衛の出番はおまけ程度。
前回の「道三はケチ」を踏まえてか、
借金の返済の代わりに侍大将の首を取ってこいと言われ、
「侍大将!」と繰り返し叫んでいた。
戦のあと、
「戦は嫌にございます」とか
「戦のない世を作らねば」とか
言い出すんじゃないかとハラハラしたよ。

【その他いろいろ】
▪帰蝶再婚説を採用した大河は初めてでは?
▪立ちションシーン入れたり、負けて泣きべそかいたり、
信秀をどう描きたいのかよくわからなかった。
▪殺そうとした侍大将の顔が叔父に似ていた、という
展開の意図もよくわからず。
武士の宿命みたいなことを描きたかったのなら、
これでなくてもいい気がするので
何らかの伏線なのかしら。
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大河ドラマ「麒麟がくる」#1

2020-01-19 21:00:37 | 大河ドラマ「麒麟がくる」
えっらいビビッドですな、
田園風景も服装も!


ハイペースな「いだてん」の後だから
えらくまったり進行に感じられるけど、
大河ドラマの第1話らしい第1話だったんじゃないだろうか。
状況の説明したり、
タイトルの「麒麟がくる」の仕込みをしたり。

キャラが立っててよかったのは75分中の5分。
酔っぱらった十兵衛が道三の悪口言うところと
松永久秀の悪い顔は面白かった。

まあ、しばらくは様子見かな。

【その他いろいろ】

・京へ向かう十兵衛が、虐げられている弱いものを
 まったく助けずスルーしたのがよかった。
 熱血主人公だったら、無謀にも多勢に無勢で助けに行ったり
 道三から預かった金で人買いから人を買って解放してやったり
 してたところだよ。
 
・燃える家に取り残された娘を助けるために
 どうしてじいさん医者を呼びに来るの??
 わけがわからない。
 「十兵衛にヒーローっぽい活躍をさせるため」という
 展開上の必要以外、何か理由ある??
 
コメント (2)
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