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★★★★☆
自分の死後、幽閉されている光緒帝が担ぎ上げられ、
国が植民地となることを憂う西太后。
テレグラムによる光緒帝とのやりとりから、
彼女は悲壮な決意を固める。
次の皇帝をめぐるさまざまな思惑が入り乱れる中、
「政治的天才」西太后は、袁世凱の策略も越えて
「手垢のついていない」幼少の溥儀を次の皇帝に指名する。
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そういえば春児の妹は梁文秀と結婚したんでした。
と、はっきり言われてようやく思い出しました。
もうほんと、『蒼穹の昴』も『珍妃の井戸』も
記憶の彼方……。
もう一度読み直してからこれを読んだほうが
おもしろいかも。
蘭琴の存在もすっかり忘れてたし。
西太妃も光緒帝も春児も、無欲で美しすぎるだろう!
と思いながら、やっぱり泣かされちゃうんだなあ。
そしていよいよ溥儀の登場。
映画『ラスト・エンペラー』は見たいと思いながら
いまだ見ておりませぬ。