金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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映画:『ラストエンペラー』

2009-09-14 11:45:53 | 映画の感想
映画『ラストエンペラー
★★★★★

中国清朝最後の皇帝・宣統帝溥儀の生涯を描いた大作。
断片的にしか見たことがなかったため、
今回初めて全部通して見た。
「すごいものを見た!!」という感じ。
わっと泣けるような映画ではなく、
見終わったあとに途方にくれてしまうような。
今までに読んだり見たりした中国史関係の小説や映画が
色あせて見えるほど。

それにしても、甘粕が坂本龍一だったとは。
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映画:『プライドと偏見』

2009-09-14 11:26:45 | 映画の感想
映画『プライドと偏見
★★★★☆

18世紀末、イギリスの田舎町に資産家の独身男性
ヒングリーが引越してきた。
自活するすべをもたない当時の女性にとって、
結婚は死活問題。
ベネット家の母親と五姉妹は胸をときめかせ、
美貌の長女ジェーンは舞踏会で見事に
ヒングリーの心をとらえる。
次女エリザベスは、ヒングリーの友人・ダーシーの
高慢な態度に反発しつつ、次第に彼に心惹かれていく。

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原作は、もはや古典といってもいい
ジェーン・オースティンの『高慢と偏見』。
美しい映像と、キーラ・ナイトレイの魅力もあり、
ユーモアのあるロマンチックな映画に仕上がっている。

しかし、相手役のダーシーが裕福なわりに
生活に疲れたヤモメ風だったのがいただけない……。
おまけでついていたアメリカ版エンディング、
こっちを本編として見せられなくてよかったなあ。
すべてがぶちこわしになっていたところだよ。
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