菅野仁『友だち幻想―人と人の“つながり”を考える』 (ちくまプリマー新書)
★★★★☆
本来なら幸せになるための「友だち」や「親しさ」が、
逆に互いを息苦しくさせたりする「同調圧力」、
現代における新たな共同性「ネオ共同性」、
「ルール関係」と「フィーリング共有性」……等々、
そういうものの存在を新しく知るというよりは、
人と付き合っていく中でなんとなく感じ取っていたことに
名前がつけられているのを知って、腑に落ちたという感じ。
「過剰な期待を持つのはやめて、人はどんなに親しくなっても
他者なんだということを意識した上での信頼感のようなものを
作っていかなければならない」
というのが、本書を通して筆者が主張していること。
中学生のころにこれを読んでいたら、
もうちょっと楽になったかもな~。
第7章「『傷つきやすい私』と友だち幻想」は
2009年度N中学で出題。
★★★★☆
本来なら幸せになるための「友だち」や「親しさ」が、
逆に互いを息苦しくさせたりする「同調圧力」、
現代における新たな共同性「ネオ共同性」、
「ルール関係」と「フィーリング共有性」……等々、
そういうものの存在を新しく知るというよりは、
人と付き合っていく中でなんとなく感じ取っていたことに
名前がつけられているのを知って、腑に落ちたという感じ。
「過剰な期待を持つのはやめて、人はどんなに親しくなっても
他者なんだということを意識した上での信頼感のようなものを
作っていかなければならない」
というのが、本書を通して筆者が主張していること。
中学生のころにこれを読んでいたら、
もうちょっと楽になったかもな~。
第7章「『傷つきやすい私』と友だち幻想」は
2009年度N中学で出題。