金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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174:モンゴメリ『赤毛のアン』

2010-10-06 18:58:35 | 10 本の感想
モンゴメリ『赤毛のアン―シリーズ・赤毛のアン〈1〉』(ポプラポケット文庫)
★★★★☆

アヴォンリーに住むマシュウとマリラの兄妹は
家の手伝いをしてくれる男の子を孤児院から
引き取ることにした。
マシュウは彼を迎えに行ったが、行き違いから、
彼らのもとに連れて来られたのは女の子だった。
空想好きでおしゃべりな少女・アンを気にいった
マシュウは、彼女を引き取ることを希望する。
反対していたマリラも折れ、兄妹はアンを引き取り、
三人は家族としていっしょに暮らすことになる。

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訳は村岡花子。

乙女のバイブル「赤毛のアン」。
小学校のときに手に取ったものの、
退屈に感じて挫折していたのでした。
有名作品だし、いろいろなところで引用されていたり
題材になっていたりするから、
全体の流れやエピソードは知っていたのだけど。

「素敵!」「好き!」と思えたわけではないのだけれど、
少女の世界がまぶしくて、愛される理由がわかるなあ……と納得。
後半のマシュウ・マリラとのやり取りは泣かせる。
コメント
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