ウェブスター『あしながおじさん』(偕成社文庫)
★★★★★
孤児院で過ごすジェルーシャ・アボットは、
書いた作文がお金持ちの評議員の目に留まり、
文才を見込まれ大学へ進学させてもらえることに。
援助の条件は、月に一度、大学生活や勉強について
報告する手紙を書いて送ること。
ジュディと改名したジェルーシャは、一度その後姿を
見かけただけの後見人を「あしながおじさん」と呼び、
返事の来ることのない手紙をせっせと書き送る。
*********************************************
訳は恩地三保子。
「ハウス世界名作劇場」の「私のあしながおじさん」が
好きだったな~と思い出して再読。
第一章以外は、ジュディからあしながおじさんへあてた
手紙で物語が構成されているのだけど、
ユーモアに満ちた文章と笑いをさそうイラスト、
文章から垣間見える大学生活の様子が楽しい。
初めて読んだ小学生のときには感じなかったけど、
今読むと、おじさんの嫉妬とあからさまな妨害工作が
なかなかに気持ち悪いな。
そしてジュディはお調子者で無礼。
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孤児院で過ごすジェルーシャ・アボットは、
書いた作文がお金持ちの評議員の目に留まり、
文才を見込まれ大学へ進学させてもらえることに。
援助の条件は、月に一度、大学生活や勉強について
報告する手紙を書いて送ること。
ジュディと改名したジェルーシャは、一度その後姿を
見かけただけの後見人を「あしながおじさん」と呼び、
返事の来ることのない手紙をせっせと書き送る。
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訳は恩地三保子。
「ハウス世界名作劇場」の「私のあしながおじさん」が
好きだったな~と思い出して再読。
第一章以外は、ジュディからあしながおじさんへあてた
手紙で物語が構成されているのだけど、
ユーモアに満ちた文章と笑いをさそうイラスト、
文章から垣間見える大学生活の様子が楽しい。
初めて読んだ小学生のときには感じなかったけど、
今読むと、おじさんの嫉妬とあからさまな妨害工作が
なかなかに気持ち悪いな。
そしてジュディはお調子者で無礼。