金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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71:斎藤孝・西村則康 『なぜ受験勉強は人生に役立つのか』

2017-07-04 15:37:32 | 17 本の感想
斎藤孝・西村則康『なぜ受験勉強は人生に役立つのか』(祥伝社新書)
★★★★☆

【Amazonの内容紹介】

少子化に伴い「全入時代」といわれる大学入試。
一方で中学入試は競争が激化し、問題の難易度も年々増している。
世間では受験の弊害が叫ばれ、親は「これさえ過ぎれば楽になる」と、
塾や家庭教師選びに頭を悩ませる。
しかし、受験は合否だけでは測(はか)れない。
多くの人は気づいていないが、受験勉強で学んだことは、
単に試験のみならず、その後の人生において大きな力を発揮するのだ。
中学受験のプロとして難関私立中学に多数の合格者を送り出してきた
家庭教師の西村則康と、
教育学者として小学生から大学生まで独自のメソッドを実践してきた齋藤孝が、
それぞれの教育論をぶつけあう白熱の対論!

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受験で「成功」した人間は、

・ゴールから逆算した課題の設定(客観視)
・限られた期間内での課題の処理
・精度の高いインプット/アウトプット
・自己管理

ができている可能性が高いので、
それが活かされる分野の仕事においては能力が高い。
発想力は、それができているうえで活かされること。

……以上が、大学生のころから受験に関してわたしが思っていることで、
今に至るまで変わっていないのだけども、そのあたりのことを
対談形式でわかりやすく書いてくれているので、
子どもを受験させようか悩んでいる親御さんには
おすすめ。
受験のためだけの生活をさせているのもダメだ、と
きちんと書いてくれているし。

呼吸が浅い=ミスが多い、っていうの、ドキッとした。
コメント
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