金木犀、薔薇、白木蓮

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映画:『清須会議』

2018-05-03 11:18:23 | 映画の感想
2018年の映画⑩:『清須会議』(三谷幸喜 監督)
★★★☆☆

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天正10年(1582年)本能寺の変。
一代の英雄織田信長が死んだ―。
跡を継ぐのは誰か?後見に名乗りを上げたのは2人。
筆頭家老・柴田勝家(役所広司)と
後の豊臣秀吉・羽柴秀吉(大泉洋)。
勝家は、信長の三男でしっかり者の信孝(坂東巳之助)を、
秀吉は、次男で大うつけ者と噂される信雄(妻夫木聡)を
信長の後継者として推す。
勝家、秀吉がともに思いを寄せる信長の妹・お市様(鈴木京香)は、
秀吉への恨みから勝家派に。
一方、秀吉は、軍師・黒田官兵衛(寺島進)の策で、
信長の弟・三十郎信包(伊勢谷友介)を味方に付け、
妻・寧(中谷美紀)の内助の功もあり、家臣たちの心を掴んでいく。
そして、開かれる清須会議―。
会議に出席したのは4人。勝家、秀吉に加え、
勝家派の策士・丹羽長秀(小日向文世)、
会議の行方を左右する池田恒興(佐藤浩市)。
繰り広げられる一進一退の頭脳戦。
様々な駆け引きの中で騙し騙され、
取り巻く全ての人々の思惑が猛烈に絡み合う!
勝家派か?秀吉派か! ?

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清須会議だけで2時間使うというのである程度予想はしてたが、
やっぱり間延びした印象。
思ったよりコメディ要素は少な目。
信雄のバカさ加減には笑ったが。

「味方してくれたら官位/所領やるよ!」
という秀吉に対し、
「味方してくれたら越前の蟹やるよ! うまいぞ」
としか言えない勝家が憐れ&可愛い。
勝家と秀吉の語らい、勝家と長秀の別れの場面には
しんみり。

怒るほどつまらないとは思わなかったし、
よいところもあったけれど、
全体的にはいまいち面白いとも思えず……。
役者の顔ぶれはすごい。

コメント
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