五りんと志ん生のつながりがあきらかになった回。
伏線回収の楽しさもあり、いろんな要素をうまくまとめていて
素晴らしかった。
「いても頼りにならない」
と子供たちに背中を押される形で
慰問のために満州に渡った志ん生。
つらく苦しい戦争パートが長く続くのかと思っていたけど、
舞台が満州に移ったために、
「沖縄の部隊が全滅」
「広島と長崎に原子爆弾が落とされた」
と伝聞の形で伝えられて、あっという間に「玉音放送」に。
軽く扱いすぎて不謹慎にもならず、
かといって深刻にもなりすぎず、
いいバランスだったように思う。
小松くんは脱走兵として生き延びたものの、
家族へのはがきを投函しにいったために
ロシア兵に射殺されるという非業の死を遂げるわけだけど、
ようやく「マラソンーオリンピック」と「落語」がつながって
一安心。
クドカンの趣味で、必然性もなく落語パートを入れてるんじゃないかと
実はちょっと心配してたのよ。
射殺シーンと富久のシーンを交互に入れる演出、
もの悲しさとともに、
彼の人生がもたらしたものがちゃんと残っていくということも
描いていて、うまかった。
マリーのあたらない占いに、
うさんくさいひげを生やして
たくましく生きのびている美川。
コミカルな癒しのシーンもちゃんと入ってて
暗い気持ちで終わらなくてよかったよ。
ろくでもないのに愛される美川、
愛嬌の勝利。
【その他いろいろ】
・園生の色気すごい。
そして、園生と志ん生の関係、なんかときめくわ。
・小松くん、四三のこと、
「身勝手な男」
「働いてるとこ見たことない」
「どうしようもない」
って!
ちゃんと作中世界でもそういう評価がされてて安心したよ。
ヒーローとして描かれてたらもやもやしちゃう。
・小松・志ん生・園生を射殺しようとして思いとどまった中国人、
一度はがきを買っただけの小松くんのこと、よく覚えてたな……。
伏線回収の楽しさもあり、いろんな要素をうまくまとめていて
素晴らしかった。
「いても頼りにならない」
と子供たちに背中を押される形で
慰問のために満州に渡った志ん生。
つらく苦しい戦争パートが長く続くのかと思っていたけど、
舞台が満州に移ったために、
「沖縄の部隊が全滅」
「広島と長崎に原子爆弾が落とされた」
と伝聞の形で伝えられて、あっという間に「玉音放送」に。
軽く扱いすぎて不謹慎にもならず、
かといって深刻にもなりすぎず、
いいバランスだったように思う。
小松くんは脱走兵として生き延びたものの、
家族へのはがきを投函しにいったために
ロシア兵に射殺されるという非業の死を遂げるわけだけど、
ようやく「マラソンーオリンピック」と「落語」がつながって
一安心。
クドカンの趣味で、必然性もなく落語パートを入れてるんじゃないかと
実はちょっと心配してたのよ。
射殺シーンと富久のシーンを交互に入れる演出、
もの悲しさとともに、
彼の人生がもたらしたものがちゃんと残っていくということも
描いていて、うまかった。
マリーのあたらない占いに、
うさんくさいひげを生やして
たくましく生きのびている美川。
コミカルな癒しのシーンもちゃんと入ってて
暗い気持ちで終わらなくてよかったよ。
ろくでもないのに愛される美川、
愛嬌の勝利。
【その他いろいろ】
・園生の色気すごい。
そして、園生と志ん生の関係、なんかときめくわ。
・小松くん、四三のこと、
「身勝手な男」
「働いてるとこ見たことない」
「どうしようもない」
って!
ちゃんと作中世界でもそういう評価がされてて安心したよ。
ヒーローとして描かれてたらもやもやしちゃう。
・小松・志ん生・園生を射殺しようとして思いとどまった中国人、
一度はがきを買っただけの小松くんのこと、よく覚えてたな……。