金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
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175-180:最近読んだ漫画

2021-06-23 09:23:23 | 21 本の感想
★★★★☆

おっ、なんやなんや『マリみて』みたいなのか……!?
と思って読み始める。
過去から続く&現在進行形の巨大感情がいいねいいね。


 早川パオ『まどろみバーメイド 1巻・2巻』
★★★☆☆3.5

思ったよりお色気要素は濃くなかった。
(気になることは、気になる)
一話完結型のほっこり話なのかと思いきや、
なかなか先が気になる引っぱり方。
カクテルが飲みたくなる。


★★★☆☆

ヒロイン、最初中学生かと思った……

漫画って描くのに大変な時間と労力がかかってると
思うんだけど、その分、
「これで1話終わっていいの!?」
ってとこあるな……。
日常系なんかとくにそうだけど、
小説では成立しないであろうストーリーの起伏のなさを、
漫画の場合は絵の醸し出すムードでカバーできる。


 手塚治虫『ばるぼら 1
★★★☆☆

なんとも不思議な話の数々。
ヒロインの知性と退廃的な言動に惹かれて
なんだかんだで縁を切れないのもわかる。


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映画:『めぐり逢わせのお弁当』

2021-06-23 09:06:38 | 映画の感想
2021年の映画⑮『めぐり逢わせのお弁当(字幕版)』(リテーシュ・バトラ監督)
★★★★☆

【Amazonのあらすじ】

インドの大都会ムンバイでは、
ダッバーワーラーと呼ばれる弁当配達人たちが
ランチタイムに弁当をオフィスに届けて回る。
ある日、主婦のイラ(ニムラト・カウル)が
心を込めて作った弁当が誤って
サージャン(イルファン・カーン)のもとに届く。
イラは料理を通じて夫の愛を取り戻したいと願い、
妻に先立たれたサージャンは久々の手料理の味に心動かされる。

*******************************************

Amazonプライムにて。

まだレンタルDVDを利用していたころ、
この映画を見たくて、でも常に借りられていて……で
見ないままになっていたもの。
歌いもせず、踊りもしない、しっとりとしたインド映画。

「こうなってほしい!……でも、インドの価値観からすると
 無理だろうな……」
という予感通りのラストなのだけど、これはこれでアリ。
むしろ、この方が余韻があってよいかもしれない。

日本の感覚だと
「人を雇って弁当を届けてもらうくらいなら、
買って食べたほうが安上がりじゃないか?」
と思ってしまうのだけど、
インドと日本では食費と人件費のバランスが
違うんだろうな。



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