2020年の映画②:『ジョジョ・ラビット』(タイカ・ワイティティ 監督)
★★★★☆
【シネマトゥデイのあらすじ】
第2次世界大戦下のドイツ。
10歳のジョジョ(ローマン・グリフィン・デイヴィス)は、
青少年集団ヒトラーユーゲントに入団し、
架空の友人であるアドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ)に
助けられながら一人前の兵士を目指していた。
だがジョジョは訓練中にウサギを殺すことができず、
教官に“ジョジョ・ラビット”というあだ名を付けられる。
*****************************
実は直前まで、見るのをやめようかと迷っていた。
ヒトラーをイマジナリーフレンドとして持つ少年が主人公、
という事前情報しか持っていなくて、
戦争もので重苦しい気分になるのは嫌だなあ……と思って。
結局見に行ったんだけど、ナチス時代のドイツを舞台にしながら、
明るくポップなムードで始まってちょっぴり驚き、
主人公のジョジョと、親友ヨーキーの可愛さにときめき。
コメディベースで話は進むけれど、
戦争の時代の話だから、やっぱり残酷なシーン、
つらく悲しい展開もある。
ゲシュタポが家にやって来たときは頭痛がするほど緊張したし、
突然やってきた別れの場面では打ちのめされた。
しかし、愛と希望を感じられるよい映画だった。
こんなふうに戦争を描くこともできるのだ、
という新鮮な驚きもある。
迷っている人は見るべし!
※以下、ネタバレ。
スカーレット▪ヨハンソン演じる母が本当に素敵だった。
しっかりとした信念を持ち、強く、
愛とユーモアに満ちていて。
二人で出かけた日、ジョジョが母の靴を見つめるシーンが
えらく長いな……と思ってたんだけど、伏線だったとは……
母の靴紐を蝶結びにするところ、泣いた……。
そしてキャプテンK、こんなの好きになっちゃうに
決まってるだろ! というキャラクター。
彼女を救い、ジョジョを守った背景も、
彼が迫害されていた同性愛者だということを
描くことで、ちゃんと説明してるんだよね。
その描き方も本当にさらっとしていてさりげなくてよかった。
★★★★☆
【シネマトゥデイのあらすじ】
第2次世界大戦下のドイツ。
10歳のジョジョ(ローマン・グリフィン・デイヴィス)は、
青少年集団ヒトラーユーゲントに入団し、
架空の友人であるアドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ)に
助けられながら一人前の兵士を目指していた。
だがジョジョは訓練中にウサギを殺すことができず、
教官に“ジョジョ・ラビット”というあだ名を付けられる。
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実は直前まで、見るのをやめようかと迷っていた。
ヒトラーをイマジナリーフレンドとして持つ少年が主人公、
という事前情報しか持っていなくて、
戦争もので重苦しい気分になるのは嫌だなあ……と思って。
結局見に行ったんだけど、ナチス時代のドイツを舞台にしながら、
明るくポップなムードで始まってちょっぴり驚き、
主人公のジョジョと、親友ヨーキーの可愛さにときめき。
コメディベースで話は進むけれど、
戦争の時代の話だから、やっぱり残酷なシーン、
つらく悲しい展開もある。
ゲシュタポが家にやって来たときは頭痛がするほど緊張したし、
突然やってきた別れの場面では打ちのめされた。
しかし、愛と希望を感じられるよい映画だった。
こんなふうに戦争を描くこともできるのだ、
という新鮮な驚きもある。
迷っている人は見るべし!
※以下、ネタバレ。
スカーレット▪ヨハンソン演じる母が本当に素敵だった。
しっかりとした信念を持ち、強く、
愛とユーモアに満ちていて。
二人で出かけた日、ジョジョが母の靴を見つめるシーンが
えらく長いな……と思ってたんだけど、伏線だったとは……
母の靴紐を蝶結びにするところ、泣いた……。
そしてキャプテンK、こんなの好きになっちゃうに
決まってるだろ! というキャラクター。
彼女を救い、ジョジョを守った背景も、
彼が迫害されていた同性愛者だということを
描くことで、ちゃんと説明してるんだよね。
その描き方も本当にさらっとしていてさりげなくてよかった。
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