2020年の映画③:『前田建設ファンタジー営業部』(英勉 監督)
★★★☆☆3.5
【シネマトゥデイのあらすじ】
2003年のある日、前田建設工業の広報グループ長が
アニメ「マジンガーZ」に登場する
地下格納庫兼プールの発注を受けたという設定で
建設を検証するウェブ連載を発案する。
若手社員の土井航(高杉真宙)は当初
このプロジェクトに乗り気ではなかったが、
社内外の技術者たちの熱意を目の当たりにし、
無意味だと思っていた業務に真摯(しんし)に臨もうとする。
*****************************
知人が絶賛していたので、見に行った。
いまあらすじを探しに行って初めて知ったのだけど、
これ、本当に前田建設工業が持ってるWebコンテンツが
もとになってたのね……。
序盤は、
「おじさん、何言ってるか聞き取れないよ……」
「若者ふたり、自分で抗議できないなら
腹くくってちゃんとやれよ! 特に女の子の方!」
「メンバーが社内で避けられる表現が、
コメディに徹し切れていなくて白ける」
等々不満が募り、気分も上がらなかったんだけど、
中盤、プロフェッショナルのプライドと知識、経験に
スポットライトが当たるようになってから面白くなってきた。
これまで縁のなかった建設業界のやっていることを
のぞき見できる楽しさもあった。
現実と空想が交差する終盤、夢オチだろうな……と
思わせて、の展開もよし。
ただ、キャッチ―じゃないんだよね……。
確かにおもしろかったんだけど、
おもしろさを説明しにくい。
広い映画館に、わたしともう一人しか客が入ってなかった。
主人公とダムおじさんの組み合わせは可愛かったけど、
この子を主役にした意義みたいなのも感じられなくてね……。
好きだからこそ、もう少し何とかならなかったのか、と
もったいなく思う。
★★★☆☆3.5
【シネマトゥデイのあらすじ】
2003年のある日、前田建設工業の広報グループ長が
アニメ「マジンガーZ」に登場する
地下格納庫兼プールの発注を受けたという設定で
建設を検証するウェブ連載を発案する。
若手社員の土井航(高杉真宙)は当初
このプロジェクトに乗り気ではなかったが、
社内外の技術者たちの熱意を目の当たりにし、
無意味だと思っていた業務に真摯(しんし)に臨もうとする。
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知人が絶賛していたので、見に行った。
いまあらすじを探しに行って初めて知ったのだけど、
これ、本当に前田建設工業が持ってるWebコンテンツが
もとになってたのね……。
序盤は、
「おじさん、何言ってるか聞き取れないよ……」
「若者ふたり、自分で抗議できないなら
腹くくってちゃんとやれよ! 特に女の子の方!」
「メンバーが社内で避けられる表現が、
コメディに徹し切れていなくて白ける」
等々不満が募り、気分も上がらなかったんだけど、
中盤、プロフェッショナルのプライドと知識、経験に
スポットライトが当たるようになってから面白くなってきた。
これまで縁のなかった建設業界のやっていることを
のぞき見できる楽しさもあった。
現実と空想が交差する終盤、夢オチだろうな……と
思わせて、の展開もよし。
ただ、キャッチ―じゃないんだよね……。
確かにおもしろかったんだけど、
おもしろさを説明しにくい。
広い映画館に、わたしともう一人しか客が入ってなかった。
主人公とダムおじさんの組み合わせは可愛かったけど、
この子を主役にした意義みたいなのも感じられなくてね……。
好きだからこそ、もう少し何とかならなかったのか、と
もったいなく思う。
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