昔、小学校のときの夏休みの宿題に「絵日記」をかかされた。あれはひどかった。というのは夏休みったって、毎日、絵日記がかけるほどのエピソードなんてありゃしない。この歳になって今までウン十年の経験を少しずつ小出しにしても、1ヶ月もブログ更新なんて大変なのに・・・。しかも昭和30年代なんて毎日が楽しい変化なんてありゃしないし、それで絵日記なんて馬鹿げている。せいぜい、「プールにいった」くらいで、あとは家でごろごろ・・・。おそらくは、些細な風景や日常の一こま、あるいは自然の移ろいなどを観察し、叙情的に書くことが期待されたのであろう。しかし鉄人28号の好きな冒険科学少年に、それをかかせるのはどだい無理がある。
書くことがないので、「朝ごはん、昼ごはん、晩御飯食べて寝た」「昨日と同じ」という事実を繰り返し書いたら怒られた。でも今でも怒るほうが間違いだと思う。