内視鏡とのはじめての出会いは、大昔、千葉の某病院に勤務している時でした。先輩医師に「日本で一番うまい(自称)内視鏡の先生が週に1回くるから習ったほうがいいよ」といわれ弟子入りしました。
それで紆余曲折ありましたが、結局、胃カメラのみならず大腸カメラまで研修させていただきました。その後、この同門会が定期的に行われていますが、現在ここから大学教授が2人も出たことはすごいことです。
さて開業にあたり大腸カメラをするかどうか悩みました。検査件数が少なければペイできません。ところが同門の元同僚に言われました。 「クリニックの仕事なんて毎日がつまらないから何か楽しみを入れていたほうがいい。大腸カメラ好きでしょ? 趣味のつもりででも続けたら?」
趣味のつもりではないけど、この言葉で自分は大腸カメラを続けています。確かに当時、師匠は大腸カメラの検査時に患者さんのウンコを顔に浴びると笑顔になりました。本当に好きなんだなぁ~と・・・。