吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

いや、まいった1

2009年08月19日 07時08分17秒 | インポート

 最近、背部炎症性アテローム(粉瘤)の患者さんがこられた。切除をご希望されているが、少し炎症を起こして化膿気味である。方法は2通りある。1つ目はこのまま切って膿だけ出し、落ち着いたら袋ごとあらためて取る(その間、数日間はキズは開放のまま)。 2つ目は、まず抗菌薬を十分に投与して炎症が完全におさまった数週後あたりに根治的な切除手術をする。さて、とりあえず後者をすすめて数日が経過した。こちらとしては炎症がおさまらないと、出血するやら癒着して剥がれないやら大変なので、数週間は手をつけないつもりでいた。ところが数日後、患者さんが「実は・・・」と語りだした・・・。