吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

犬好きの思考背景 その4

2018年03月22日 06時40分41秒 | 日記
 もちろん、きちんと躾をしている飼い主もいるし、自分も犬が嫌いと言うわけではない。
 ただこのような思考背景をもつ飼い主のほうにイラッとするのである。自分の子供や飼い犬は可愛いに決まっている。他人である自分がみても可愛いと思う。でも時によりけりである。
 他人に迷惑をかけておいて、「さあ うちの子可愛いでしょう。どうよ、どうよ」と思わせる様な態度がいやなのである。
 散歩中に他人に吠え付いたらまず「犬を叱ること」そして陳謝し早々にリードを引っ張って立ち去ることがマナーである。
 また並列2列のバギーを押して歩道を行く時、もし向こうからすれ違えないでいる歩行者が来たら、自分が立ち止まり道をあけること、そして申し訳なさそうな態度を示し「ドヤ顔」はやめてほしいのである。これは簡単なマナーである。
 でも、どうもこの「うちの子可愛いでしょう症候群」は、他人も皆可愛いと思ってくれているという錯覚で罪悪感がないようなのである。
 本当にこれには困りものである。