中学時代のこの理不尽な体罰は、その時はとてもいやであった。でも社会にでてからはこれよりもっとひどい理不尽をしいられることがいくらでもあった。体罰を受けるよりもっとつらい理不尽さが社会には存在するんだなと初めて知った。だから学校でのこんな理不尽な体罰など社会に出てからのことを考えたら屁みたいなものであると感じたし、当時のこの経験で適度な免疫がついたんだろうと思っている。もちろん今では体罰はまったく認められない世の中になったらしい。あの高校生への「ねずみ男式ビビビのビンタ」は確かにやりすぎで言語道断である。それはそれでいいのであろうが、キャスターの小倉さんのいうような、ちょっと気合をいれるものまで含めて体罰とするには「ちょっと複雑な気持ちです」という感覚がなんとなくわかる気もするのである。自分は大学時代柔道部であった。試合直前には顔が上気して足元の感覚がなくなることがある。そこで落ち着かせたり気合をいれるために、腰をたたいてもらったり、顔を張ってもらうこともよくあった。これのおかげで勝利をあげたこともあった。これは体罰ではないのだろうが、勢いこんな場合の「活法」までが暴力とか体罰とかに包含されないことを願うものである。<o:p></o:p>
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます