吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

23歳で突然のがん宣告、子供産めない体に 元アイドルが伝えたいワクチンへの理解 #令和の子 その2

2024年12月17日 06時41分18秒 | 日記
 9/6(金) 17:06配信 MBSニュース
「(医師から)お母さん呼んでくれますかと言われて。東京の病院にいて、舞鶴にいるお母さんを呼ぶんですか?って言ったんですけど、呼んでくださいと言われて。あ、もうこれは“がん”ということなんかなとそこで察しました。」
 精密検査の結果、診断は『子宮頸がん』。これから…という時でした。 「びっくりしたというか、23歳だったので、そんな年でがんになるの?というのと、子宮頸がんって何なん?というのを全く知らなかったので。悲しさと驚きと、なんで自分が・・・という思いでしたね。」
 子宮頸がんとは、子宮頸部にできるがんで、主に『ヒトパピローマウイルス(HPV)』というウイルスで、性交渉を通して男性からも女性からも感染します。 性交渉の経験がある人の感染率は8割以上とも言われるありふれたウイルスで、感染してもほとんどは自然と体から出ていきますが、一部は悪化し、女性の場合は『子宮頸がん』へと進行します。1年に1万人以上の女性が罹患し、約3000人が亡くなっています。 男性では「中咽頭がん」や「肛門がん」の原因となり、「集団免疫」をつける観点などから、オーストラリアなどでは男女ともにワクチン接種が進んでいます。

23歳で突然のがん宣告、子供産めない体に 元アイドルが伝えたいワクチンへの理解 #令和の子 その1

2024年12月16日 06時44分20秒 | 日記
9/6(金) 17:06配信 MBSニュース
 20歳で上京し、憧れのアイドルへの道を進んでいた夏目亜季さん(33)は23歳のとき、突然のがん宣告を受けます。病名は「子宮頸がん」。比較的初期に見つかりましたが、リンパ節にも転移があり、放射線治療を受けて子どもが産めない体になりました。夏目さんには大きな後悔がありました。子宮頸がんを予防できる「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン」の存在は知っていましたが“自分には関係ない”と接種していなかったことです。専門家によると、世界では男女ともにHPVワクチンの接種が進む中、先進国では日本だけが大きく遅れているのが現状だといいます。
 「きっとみんなも自分の将来は自分の手で選びたいと思いますが、このがんになるとそれは無理です。」 京都府舞鶴市で高校生を前にがんの闘病生活について講演する地元出身の夏目さんは、2011年、20歳の時に学生時代から憧れていたアイドルになるため上京しました。TV出演やCDデビューを果たすなど、一歩ずつ夢をかなえていました。しかし、23歳の時、生理でもないのに不正出血が続き、熱も出てきたといいます。普段とは違う体の異変を感じ、産婦人科を受診すると、がんの検査を受けるよう指示されました。

隈研吾氏設計の美術館が劣化でボロボロに…改修費3億円に住民衝撃 ふるさと納税で修繕計画も賛否 その3

2024年12月14日 05時27分47秒 | 日記
 日本の寺社仏閣が、定期的に修復しているとはいえ数百年以上存在していることは珍しくもありません。木材建築のノウハウを熟知し、そして耐久性を考慮した日本の建築技術は世界に誇るものがあると思います。それがわずか25年で老朽化してしまうということは大いに疑問です。この建築家は「防錆剤の性能が当時は悪かった」とまるで人ごとのように責任回避しています。設計自体に問題があったことや施工法にも問題があったことは明白でしょう。おそらくデザイン性を優先させて耐久性は考えなかったのかもしれません。斬新的なデザインを優先し、耐久性は犠牲にしたのかもしれません。後世に残す建物という感覚はなかったのでしょうか? これでは国立競技場もすぐ劣化してしまうのかと・・・。そしてそうなった場合、その莫大な補修額が税金から賄われるのかと思うと大いに疑問を感じます。自分の仕事が後世に残すものであればこそ、もう一度見つめ直す必要があるのではないでしょうか。

隈研吾氏設計の美術館が劣化でボロボロに…改修費3億円に住民衝撃 ふるさと納税で修繕計画も賛否 その2

2024年12月13日 06時08分25秒 | 日記
 2024年9月4日 FNN プライムオンライン
 屋根や壁に使われる杉の木はもともと美術館の内部のように黄金色に輝いていましたが、雨や風にさらされたためか、この4~5年で劣化が激しくなったといいます。
町民: ちょっとじゃないです。かなりボロボロになってきている。前はきれいだったが、今は真っ黒になって曲がったり、破損したり…。
 改修費用3億円を調達するため、町は、あの手この手で資金集めを始めています。
 ウナギや和牛がそろう那珂川町のふるさと納税。町はこうした資金も美術館の改修費にあてるといいます。更に、クラウドファンディングでも資金を募集。
 その資料の中で美術館の設計を手がけた隈研吾氏は、老朽化の原因について、木を守るための保護塗料が今と比べて性能が低かったことを挙げています。
 建築エコノミストの森山高至氏は老朽化が早まった原因を「屋根の上に棒のように並べてデザインとして取り付けている杉なので、どうしても屋根の下にあるわけではないので傷みやすい。そこまでの予算がかけられなかったのでは」と指摘します。
那珂川町は美術館がオープン25周年を迎える2025年には、大規模改修を行いたいと考えています。

隈研吾氏設計の美術館が劣化でボロボロに…改修費3億円に住民衝撃 ふるさと納税で修繕計画も賛否 その1

2024年12月12日 05時56分11秒 | 日記
 2024年9月4日 FNN プライムオンライン
 4日、取材班が向かったのは栃木・那珂川町。豊かな自然に溶け込むように建てられた「那珂川町馬頭広重美術館」は、県外からも多くの人が訪れる人気の観光スポットです。
 しかし、近づいてみるとある異変を発黒ずみ黒ずみ、腐食した屋根ところどころ木材が折れ曲がり、激しく傷んでいるのが分かります。完成して、24年の美術館。老朽化が進み、3億円にも及ぶ大規模改修工事の必要に迫られていたのです。
 多額の費用に、町民からは「無駄ですね。撤去してもらいたい」「えー!?3億円!?大丈夫ですかね…」などと、驚きの声が広がっています。
 那珂川町馬頭広重美術館を設計したのは、世界的に有名な建築家・隈研吾氏。木材を使った日本的な建築を手掛けることで知られ、国立競技場のデザインも担当しました。
 老朽化が進む那珂川町馬頭広重美術館では、地元産の八溝杉(やみぞすぎ)を細く加工し格子状に並べていました。

オンライン資格確認訴訟、医師ら原告の請求棄却 東京地裁、療養担当規則での義務化は適 その3

2024年12月10日 06時04分56秒 | 日記
 結局、この新しい制度の義務化により、電子カルテを持たない医療機関や持っていても新制度を導入すべく体力や余裕のない医療機関は「淘汰」されていくことになります。まあもっとも世の中のシステムと言うのはどんどん変わっていくものなのでそれはしょうがないことかもしれません。
 しかしそれと別問題の判決結果となりました。この施策の推進のどこが「診療行為を制限していない」と言えるのでしょうか? この制度導入作業によって診療行為に制限が加えられて診療継続できなくなるので廃業に追い込まれるわけです。残念ながら司法のこの判断は医療現場を知らない司法関係者の誤った判断です。
 また診療情報共有化できるというメリットを掲げました。ただこの裁判では「制度の不利益」を論点にしているので、このような制度のメリットをあげて、それを判決の判断材料にするのは疑問に思います。もちろんメリットは事実です。たしかにそうかもしれませんが、しかし日本の現在のネットにおける情報管理の脆弱性はまだまだ改善されていません。情報はダダ洩れになるでしょうね。某国からのハッカーが心待ちにしているでしょう。いずれは「完全ネット社会」になるのはわかりますがまだまだネット管理システムが未熟な段階での制度義務化は拙速すぎるものと思います。

オンライン資格確認訴訟、医師ら原告の請求棄却 東京地裁、療養担当規則での義務化は適 その2

2024年12月09日 05時52分54秒 | 日記
 今回の報道は、医療従事者に大変な労苦を強いているオンライン資格確認制度の導入についてです。簡単に言えば療養の給付制度には制限を加えているが、自由な診療行為自体を制限しているのではないとの解釈だそうです。
 でもこの資格制度導入にあたって、新しい機器やシステムの導入を強いることになり、また新しい方法を習得するにはかなりの時間と労力と習得能力が、そしてかなりの費用が必要とされます。特に自分のようなアナログ世代ではなかなか理解するには時間がかかります。それに時間をさいていたら当然、診療行為に制限は加わりますよね。どうも診療時間以外の時間やこちらの体力が無制限にあるものと思われているようです。
 うちは昔、開業時には無理してでも電子カルテを導入しました。まだ開業医の中ではそれほど多くはありませんでした。もちろん今でも通常の紙カルテで診療している医療機関も少なくありません。結局そのような医療機関はどんどん新しい制度の義務化で「締め出される」ことになります。
 新しいシステムや制度に乗り遅れた医療機関を淘汰しようとしているようです。

オンライン資格確認訴訟、医師ら原告の請求棄却 東京地裁、療養担当規則での義務化は適 その1

2024年12月07日 06時11分58秒 | 日記
2024年11月28日 (木)配信 医療維新 橋本佳子(m3.com編集長)より転載
 オンライン資格確認を巡り、医師らが国を訴えた裁判で、東京地裁の岡田幸人裁判長は11月28日、原告の請求を棄却する判決を言い渡した。原告は、マイナ保険証などを使うオンライン資格確認を療養担当規則で医療機関に義務化するのは、健康保険法の委任の範囲を逸脱していると主張していたが、適法と判断された。 
 医療機関には、オンライン資格確認を行う義務があるという解釈になる。
 裁判所は健保法70条1項は、「療養のために提供される医療サービスそのものに限って厚生労働省令に委任したのではなく、保険医療機関等が療養の給付を担当するにあたって遵守することが必要な事項の定めを厚生労働省令に委任していると解するのが自然である」と判断した。
 同項は「保険医療機関又は保険薬局は、厚生労働省令で定めるところにより、療養の給付を担当しなければいけない」と規定していることを踏まえ、原告は「医療サービスそのものに限って委任している」などと主張していた。
 さらに判決では、オンライン資格確認により、「保険医療機関等は、正確な被保険者等の資格情報を電子的に即時に確認することができるため、過誤請求ないし不正請求を防ぐことが相当程度期待し得る上、患者と複数の医療機関等との間で薬剤情報等を提供することで、提供される医療の質の向上も期待することがでできる」と利点を挙げた。その上で、オンライン資格確認の原則義務化が原告らの医療活動の自由に重大な制限を課するとまではいえないとして、原告らの憲法上の権利が違法に侵害されたということはできないと判断した。

プレミア12制覇後の“深夜の焼肉会” 台湾代表が臨時対応の日本人従業員に1万円の謝礼「わざわざ店を開けてくれたから」 その3

2024年12月06日 06時12分47秒 | 日記
 このアジアで信頼できる隣人とは誰なのかと問われれば、Chinese Taipeiなどと呼称せずTaiwanと呼んであげるべき国だと思います。日本はC国にこれだけ経済的に依存しているので無理でしょうが、日本だってもういいかげんパンダをC国に返してこの信頼できる隣国と国交回復する時期ではないでしょうか。もちろん国家間での外交上、経済上の理由で難しいのはわかります。しかし心情的に何とかしてあげたいと思うのですが。
 その他の近隣某2国は、戦後いまだに「補償しろ」「謝罪していない」「「日本は軍国主義だ」「靖国に政治家は参拝するな」と言い続け靖国神社に器物損壊を加えています。そしてそのような行為を成した人はその国ではまるで英雄視扱いされているようです。尚且つ、いまでもそれら国では「日本人は悪い」という教育が政治的駆け引きの材料に用いるために行われているようです。
 日本はC国とは共産党ではなく蒋介石の国民党と戦争していました。その蒋介石は共産党に追われ台湾に行ったという歴史があります。その台湾は戦後に日本に戦後補償を要求しませんでした。その時から日本と台湾との関係が続いているものと思います。パンダ外交ではありません。


プレミア12制覇後の“深夜の焼肉会” 台湾代表が臨時対応の日本人従業員に1万円の謝礼「わざわざ店を開けてくれたから」 その2

2024年12月05日 06時39分09秒 | 日記
 大昔の世界野球で、日本代表がK国に敗北した時、K国代表選手は球場のマウンドに自国国旗を刺して掲げました。当時その行為を見た日本人は、その行為は敵国に占領されたときに陣地に自国国旗を掲げられたものとして大変失礼な行為であると思った人も多かったでしょう。その行為を目の前で見せつけられたイチロー選手は、唾を吐いて悔しがりました。K国の国民性は敗者に対する心配りが感じられないものだと思われても仕方ない行為でした。
 一方、今回の台湾チームの振る舞い、例えばシャンパンファイトの自粛は、敗者に対する遠慮でしょう。でもまあ別にこれは主催者側が用意してくれるもので当然の権利として行ってくれても全然構わなかったんですけど。また焼肉店従業員に対するチップをどう捉えるかはいろいろあるかもしれません。日本にはチップの習慣はありません。なので勝者が上から目線で金をバラまいたと思う人もいるかもしれません。しかしもともと彼らの国民性を知っています。彼らの感謝と謙虚な気持ちの表れとして好意的にとるべきでしょう。日本人はこのように他国敗者に謙虚な態度・感謝の気持ちをもつ国民に対しては好印象を感じます。

プレミア12制覇後の“深夜の焼肉会” 台湾代表が臨時対応の日本人従業員に1万円の謝礼「わざわざ店を開けてくれたから」 その1

2024年12月03日 05時51分49秒 | 日記
11/26(火) 11:01ココカラネクスト配信
 東京で世界一の栄冠を掴んだ野球の台湾代表。彼らの舞台裏での振る舞いが脚光を浴びている。 11月24日、野球の国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」は決勝戦が行われ、台湾代表は日本代表を4-0で撃破。同国にとって史上初となる国際大会でタイトルを手にした。  優勝候補の最有力と見られていた日本を投打で圧倒しての世界一を飾った台湾ナイン。喜びもひとしおの歴史的な戴冠劇の直後とあって、チームのムードも最高潮に達していたのは想像に難くない。しかし、彼らはシャンパンファイトを行えるという主催者側の提案に対して、「ここは日本プロ野球の場所。迷惑をかけたくない」(ソ・ゴウク監督)と対応。謙虚に宿泊するホテルに舞い戻った。
 日本でもクローズアップされたこのエピソードには、「その後」があった。  台湾のニュース局『FTNN 新聞網』によれば、宿舎となった東京ドームホテルに戻った台湾代表の関係者たちは、特別に予約してあった焼肉レストランに集結。緊張によって試合前からろくに食事を取っていなかったというナインは和牛に舌鼓を打った。  驚きなのは、その支払い方法である。食事代を全額自腹で支払った台湾野球協会のジェフリー・クーJr.理事長は、通常営業後に臨時営業を行った焼き肉店の全従業員に「わざわざ店を開けてくれたから」として1万円のチップをはずんだという。  この“真夜中の祝勝会”の様子を伝えた『FTNN 新聞網』は「台湾代表は店員への配慮を忘れはしなかった。彼らは夜遅くまで対応をした日本人スタッフに礼儀を貫いた」とリポート。「疲れ切っていた選手たちも英気を十分に養えた」とも報じた。  最後の最後まで気の利く振る舞いを見せ続けた台湾代表。彼らの戴冠劇に対する反響はしばらく収まりそうにない。

机バンバン相生市長が斎藤知事に直接謝罪「大変申し訳ございませんでした」頭下げる 知事を入り待ちし その2

2024年12月02日 06時49分40秒 | 日記
 一方、斎藤知事の対抗勢力である谷口相生市長ですが、残念ながら笑止です。パワハラ疑惑で糾弾され失職した斎藤氏の出直し選挙戦において、彼に対する怒りをTVカメラの前でぶちまけました。「机を叩いて怒鳴る」という行為は、これも今の時代パワハラになります。人の振り見て自分の振りを直していません。しかもTVカメラの前でやりました。
 例えばカメラの廻っていないところでやって「これオフレコにしといてください」といえばまだもみ消すことも可能でしたが、TV映像がメディアに撮られたらオフレコは絶対ありません。確実に報道されます。
 これで相生市長が応援する稲村候補が当選していればまだ「ちょっと時代錯誤の相生市長」くらいで終わりましたが、負けてしまったらもうどうしようもありません。これで斎藤知事の権限で、相生市に対するいろいろな政策や補助において「てごころを加えられる」という報復もありうるかもしれません。市に対する補助などが減額されたら今度は谷口氏の市長としての立場が危うくなります。たぶんそれを懸念した谷口相生市長が保身のために、斎藤知事に全面降伏し謝罪している様はみるに堪えません。昔の武士ならば「恥をかくくらいなら潔く切腹」したでしょう。この市長も腹切りまではしなくていいですけど辞職くらいしたらどうでしょうか。

机バンバン相生市長が斎藤知事に直接謝罪「大変申し訳ございませんでした」頭下げる 知事を入り待ちし その1

2024年11月30日 05時16分28秒 | 日記
11/26(火) 15:34配信 デイリー
 兵庫県の斎藤元彦知事が26日、神戸市の兵庫県公館で開かれた県・市町懇話会に出席。兵庫県知事選の選挙中、兵庫県内の市長「有志22人」が、斎藤氏の対抗候補支持を表明した際に、激憤したように机のようなものをバンバン叩いていた谷口芳紀・相生市長も出席。斎藤知事に「大変申し訳ございませんでした」と直接謝罪した。
 谷口市長は談話会開始の20分前に到着。自席には座らず、神妙な面持ちで入り口に立ったまま、到着した関係者らに頭を下げ続けた。斎藤知事が開始直前に姿を現すと、谷口市長は「このたびは大変申し訳ございませんでした」と頭を下げ、二言ほど謝罪を続けた。斎藤知事も時折笑顔を浮かべながら頭を下げ返し、ともに自席へと着席した。
 谷口市長は選挙期間中だった14日の22市長の会見で、「新しい風を入れるのは誰やいうたら稲村や!」「(斎藤氏は)県知事として資格はない」「何が悪い」などと机(台)を何度も激しく叩き、「(斎藤知事は)道義的責任を感じられない、と。私は少なくとも県知事として資格がないんじゃないかとこう思っておりますわ」と話していた。
 その後、22日に会見を開き謝罪していた。


当選確実の斎藤元彦氏「SNS通じた広がりが大きな支え」兵庫知事選 その6

2024年11月29日 05時57分45秒 | 日記
 前回の続きになりますが、やはりゾッとしたことは、SNSというメディアを操ることによって結局は「世論誘導」ができるんだという事実です。我々医療従事者が論文を書く場合、SNSからの情報は真偽は不確かであり、科学的な根拠がないので引用することはできません。SNSはもともと昔あった「駅の伝言板」と同じなので何が書かれていてもその情報の正確性は担保されません。そのようなSNSメディアを戦略家が駆使したとしたらsilent majorityの思想を誘導ができるであろうことが恐ろしいです。候補者の話をきちんと生で聞きに行き、そしてそれで納得し投票した人の割合はどのくらいでしょうか? もしかしたらネットで興味を持った段階でその人への投票をきめていたかもしれないとすると、やはりネットにおける力と言うものは大きなものがありますし、ネットリテラシーは問われるでしょう。

当選確実の斎藤元彦氏「SNS通じた広がりが大きな支え」兵庫知事選 その5

2024年11月28日 06時38分29秒 | 日記
 しかし何だかこの選挙戦もまだ終わってないようですね。選挙戦の裏に暗躍?(表現は不適切かもしれませんが)したネットサービス(選挙サポート?)会社がいたようです。ご存知のように選挙戦での応援はビラ配り、ポスター張り、選挙ウグイス嬢への謝礼程度なら可ですが、基本ボランティア協力が基本です。このネットサービス会社が、情報収集、ネットへの斎藤候補への応援情報拡散、応援デザインの立案、提供を、社をあげて斎藤候補に無償でボランティア協力をしたとはとても思えません。まあ表面上は「ボランティアです」と百歩譲ったとして、お金の動きがあるかどうかはいずれ明らかになるでしょう。
 しかしどうやら選管法は、かれこれ半世紀くらい前に作られた法律です。あのころはメディアと言えば限られていました。いまやネットで拡散するメディアが主流になってきた現在、情報の正確性を担保することも重要です。そしてそれに対応した選管法もかえる必要があるでしょう。
 それにしても、今回の兵庫県のsilent majorityが、ここまで正確性の担保されていないメディア情報に動かされたかもしれないということに驚きました。おそらく彼ら個人的には「いや、私はきちんと判断したんだ」というかもしれません。しかしもしこれが情報操作であると仮定したなら、メディア操作ということで盧溝橋爆破事件で日本が正義であると世論誘導したのと同じことになるのかもしれません。まあ近年の露ウク戦争も発端は同じですね。