吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています

波乗り医療者、徳島県が移住・定住PR…海岸へ3分「サーフ・ホスピタル」としてブランド化 その7

2024年10月31日 06時47分06秒 | 日記
 その6で「今はこんな勤務形態はない」「働き方改革がされている」とかかきましたが、でも実際は今でもあまり労働環境なんて変わっていないでしょうね。なぜなら救急患者数や来院患者数が以前とかわらず減っていない状況で、働き方改革をして職員の勤務時間を減らしたら、一体この患者は誰が診るんでしょうか? ここの病院が医療従事者を呼び込むため方策を提示しているということは、医療従事者がもともと「足りていない」ということでしょう。もともと患者数が少ない病院なら働き方改革もできるでしょうが、募集をかけて充足させようとしているのですから医療従事者は足りていないことになります。となると現状ではおそらく厳しいであろう労働環境であると想像されます。ここで時短だの働き方改革なんてできるはずはないと思うのですが。
 できる方法はただ一つ。昔の国公立の病院のように「満床だ」「時間外だ」「専門医が不在だ」で患者さんの受診をなるべく断ればそれも可能なんですけどね。


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