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政治家・酔っ払い列伝/田中角栄・河野一郎、サルコジ(中川さんネタ再び)

2009-02-18 12:19:11 | 附属酒類経済研究所
今朝のテレビで、モウロウ大臣中川さん(と麻生首相)のブレブレ発言・行動のおかげ?で、

昨日の朝刊(続投!) →夕刊(予算成立後辞任) →今朝朝刊(即時辞任)

と、3連続で一面トップの話題を提供!と揶揄していました。

ということで、このブログでも連続で関連ネタ。政治家の酔っ払いについて、です。

ぱっと思いつくのが、昔読んだ政治ドキュメントでの外交交渉での河野一郎と田中角栄。


まずは河野一郎。

これは息子の河野洋平

もともとお酒が飲めない人らしいのですが、1956年の日ソ漁業交渉・平和条約交渉の際、全権としてフルシチョフと侃侃諤諤、平行線の議論の中で、会話の弾みで「このウオッカを飲んだら要求を呑むか」「よし、いいだろう」と一気にあおってしまったエピソード。
結果、意識も朦朧とする中、交渉がまとまったはいいが、宿でも酔いから醒めず「死ぬかと思った」ということです。いや、お疲れ様です。


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そして、田中角栄。

これは田中真紀子

この方は毎晩ウィスキー(かブランデー)を一本空けてしまうという大変な酒豪だったということですが、その彼の大きな功績の一つ、1972年の日中国交回復の時の話。
自ら訪中し、当時の周恩来首相と会談、「日中共同声明」を発表した夜、人民大会堂での祝宴で周恩来との乾杯の席で供されたのが国酒とも言われる 「茅台酒」。これもウォッカクラスの50度を超えるアルコール度数。風習に従い一気に盃を飲み干すも、余りの強さに「。。。」というお話でした。

ただ、両者とも、ある意味では「成果の裏にはお酒有り」という話で、今回のように「失敗の裏に酒」とはまさに正反対。

せめて、フランスのサルコジ大統領のほろ酔い会見、ぐらいで済ませたかったですね。

この方

(→2007年6月にドイツで開催されたG8サミットで、ロシアのプーチン大統領との会談直後に現れたサルコジ大統領の会見がほろ酔い気分だった、という話で、YouTubeはじめメディア等でも話題になっていました。ただ、その時はニヤニヤ、ご機嫌での会見だったので、「ウォッカ、飲まされたのかな?酔っ払っていたんだろうなぁ」で済んでしまっていました、、、)



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