牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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猪口(ちょこ)とぐい呑み(ぐいのみ)の違い。wikiやOKwebではなく、本当のところが知りたい。

2014-05-11 23:18:58 | 酒の道具など



小保方さんのSTAP細胞騒動、背景の一つとして、インターネットで世界中の情報が手に入る時代の調べものとか、考えごととかの受け止め方が変わってきた、というのがあります。

日本酒を飲みつつ、これと似てるなぁ、と思ったのが、


こちら


「ぐいのみ」と「猪口(ちょく)」です。


酒屋ですし、酒器も結構好きで若手作家のものを集めたりしているのですが、両者の違い、よくわかっていません(反省)。


そう思って本棚を見たら、同じ保育社のカラーブックス(昔はこのシリーズ、子供心にキラキラ光っているシリーズでした)で、双方のタイトルの本がありました。

けど、これらにも違いはちゃんと載っていない、というか、どちらかというと猪口は形態で決まっていて、ぐいのみは「ぐいと呑む」という用途で決まっているような感じ。
(つまり、数学の集合の考え方だと、「ぐいのみ⊃猪口」です。



ただし、ネットで検索すると違うようで、「猪口はぐいのみよりちょっと小ぶり」というサイトが多いですね。サイズがポイントのようです。

ただ、これら、表現を見ていると、なんとなくコピペ、的で、原典を示しているものはありません。
色眼鏡で見たら、誰かが初めに記したものがどんどん広まっている、感じ。

酒屋になる前の仕事でもそうでしたが、「みんなが言っている」もの、結構怪しいものが多い。やはり原典を当たる、というのが大事ですね。

と、いうことで、両者の違い、ちょっと真面目に調べてみようと思います(が、ご存知の方がいたら、教えて下さい!)。



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