牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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秋の夜長に、これで一献。 縦長プロポーションの銀器や金魚文様の平盃@日本伝統工芸展

2018-09-30 18:28:56 | 酒の道具など
                           
                           【公式HPはこちら↑】



神保町の本屋さんに行こうと思って半蔵門線に乗ったのですが、そのまま三越前まで。

確か今日とか明日までだと思った、から。




日本伝統工芸展@日本橋三越、です。

入場無料、というのがまた良いですね。

公募制で、応募1517点から選ばれた工芸品が数百点並んでいて、まさに圧巻。

残念ながら会場内は撮影禁止
(妙齢の女性が写メを撮ろうとしていたら、3秒で警備員の人が飛んできた)

と、いうことで、展覧会ホームページから酒器にもなりそうな入賞作を3点ほど。


まずは、ある時期にマイブームだった、縦長プロポーションの銀器。



文様は合金を流し込む四分一象嵌という技法ということで、力のある流れが表れています。
(作品名もそのままで「四分一象嵌打出銀器」です)




次は、これも好きなプロポーションの三角錐



ちょっと間違うと、高知などで「倒れるので飲み干すまで置けない」という「可杯(べくはい)」ですが、これはちゃんと置けるようになっていて、実用的。





そして、最後は、こちら。



平たい、盃(坏)のプロポーション。お酒を入れたら、文様の金魚がゆらゆらと揺れて見えそう。






と、書いてきましたが、、、、、、、





実はこれら作品、プロポーションは酒器ですが、サイズは数十倍もあります。


ちょうど、ネットニュース(サンケイ)に秋篠宮の真子様がこの展覧会をご覧になったというニュース画像がありました。



ご覧のように、実は高さが50cmくらいあります。

あとの2点もこの銀器よりもさらに巨大で、三角錐の「線描幾何文花入」は1斗樽のくらいの胴回り、また、「染付金魚鉢」はまさに金魚鉢ですね。

どれにも2升は入りそうですよ。

そんなに飲み続けると体を壊しそうなので、さすがにご購入という訳にはいきませんでしたが、ミニチュアとかだったらよさそうです。

海洋堂さんとかが作ってくれないかなぁ。




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