牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

キーワードは、近年の日本の(経済)格差の拡大と不寛容さ。どうなってしまうんだろう!

2018-09-13 21:02:21 | ご縁の会社・団体
                           
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今日のインテリジェントロビー・ルコ(ウチが受託運営している貸会議室・飲食ラウンジ)。



↑午後からラウンジは貸切。

それというのも、これまたウチが事務局運営を受託している、「公益財団法人升本学術育英会」の交流会があったから。



この財団、「育英会」の名の通り、法律を学ぶ学生さんに対し、月額3万円の奨学金を給付する事業などを行っています。

今日は、今年度新たに採用された奨学生と従前からの奨学生などの顔合わせ交流会。

財団関係者も含め、60人くらいの会でした。

財団の説明も兼ね、備忘録的に理事長のあいさつの概要をメモっておきましょうね。

●今回新たに19名の奨学生、6名の学術助成対象の研究者を新たに財団の仲間として迎えることができ、うれしく思う。

●この財団は1981年に設立され、2013年には公益財団法人として認定され、現在まで育英事業を継続してくることができた。

●財団設立の1981年当時と比べ、あるいはこの十年間を振り返ってみて、気になっているのは、経済格差をはじめとする色々な意味での格差の拡大・貧困率の増加、異なる価値観や集団に対する不寛容さが増していること。



●これらはもともと社会の根源的な課題としてあったもので、こうした問題を是正するための重要なシステムの一つが教育。

●そしてその教育を受けるチャンスを平等にしようという仕組みが奨学金であり、我々もこれを念頭に、事業を続けてきた。

●その結果、800人を超える学生を社会に送り出すことができ、例えば司法試験の合格者は120人を超えるなど、一定の成果を上げたと思う。

●しかし、日本では格差・貧困はなくなるどころか拡大する一方で、為政者や社会の不寛容さ、異なる価値観を排除する傾向も進んでいる。

●これを解決するためには、機能不全に陥っている現在の社会の仕組みを変えていく必要があるが、その際には、皆さんが学んでいる法学の知見というものが大変重要。

●これからいろいろな分野で活躍されると思うが、当財団のこうした課題認識を是非頭の片隅にでも入れておいて頂きたい。

●また、コミュニケーションを通じ他者への理解を深めることも重要。本日の交流会もそれを念頭に積極的に交流を図ってほしい




本当にそう思いますが、学生さん達には響いたのでしょうか?


たまには真面目な、升本総本店、でした。



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