牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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ビール工場の烏帽子煙突@ヱビスヒストリーツアー

2018-09-25 12:12:05 | ビアガーデン・ビアホール情報館
                           
                           【公式HPはこちら↑】



マジカル・ミステリー・ツアーはビートルズ。


サッポロビールは、ヱビス・ヒストリー・ツアー(に参加したお話です)。


昨日ご紹介したように、普段行われているヱビスビール記念館の館内ツアーに加え、ガーデンプレイス内の関連史跡等も巡るスペシャルツアー


ビール王の銅像 ⇒ 恵比寿神社 ⇒ ビール王petit×2 に引き続いては、こちらのオブジェ。





学芸員さん曰く

「ガーデンプレイス内には色々なアートのオブジェがありますが、これは芸術作品ではなく、工場建物の一部だったんですが、わかりますか?」


答えは「煙突の帽子」

製麦棟(塔?)の煙突で、雨が入って施設内の温度が下がらないための、雨除けの防止の帽子(駄洒落ですいません)。


甲冑の「兜」に似ていることから、「兜煙突」と呼ばれていて、ビール工場のシンボルになっていたそうです。


ヱビス工場には4本の兜煙突(の帽子)があって、2本が国産、2本がドイツ製で、工場解体の際、ドイツ製の2本は保存され、1本がここに、もう1本はサッポロビール園で展示されているそうです。



で、この兜煙突、初めて見た(知った)のですが、実は聞かれたとき「あ、これ煙突の帽子だな」と直感しました。

その上で、名前は?と聞かれ、すぐに思ったのは「恵比寿様の帽子では」



そう、恵比寿様がかぶっている「烏帽子」です。
特に、中が折れ曲がっている「風折れ烏帽子」などは、イメージ的にも合うし。


「コトバンク」より




それはさておき、学芸員さんの説明を耳にしつつも、脳内の連想ゲームは続いていて、

「そういえば、カブトビールってあったなぁ」




wikipediaによれば、こう

カブトビールは、かつて丸三麦酒によって、愛知県半田市に半田赤レンガ建物として整備されている工場で、1898年(明治31年)から1943年(昭和18年)まで製造されたビール。

現在はNPOさん(たぶん)によって工場の保存やビールの復刻なども行われています。

カブトビールの工場なら、カブト煙突はドンピシャですよ。





ビール工場の名物は雨除けの帽子付きの煙突。

カブトビールはカブト煙突、キリンビールはキリン煙突、ヱビスビールでは烏帽子煙突と呼ばれるなど、各メーカーでそれぞれの名前で呼ばれていた。



なぁんてほうが受けると思うんですけどね。
(まあ、歴史のねつ造は駄目ですけど)


ちなみに、帽子のてっぺんには避雷針、また、その下の羽のようなものはいわゆる風見鶏の羽で、現在でも風が吹いたらちゃんと回るらしい。

どちらかというと真面目一本で、風を読むのが得意ではないサッポロビールさんですが、共に頑張りましょう!!


そんなこんなで、色々なことを学べた有意義なツアーでしたが、実はその後も記念館内でお話&テイスティングがあって、これまら面白かった。

その様子は、、、、、また今度!




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