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「第三のビール」「新ジャンル」「リキュール(発泡性)」、、、、増税を機に、新たなネーミングを!

2020-09-22 10:47:13 | 附属酒類経済研究所
                          

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昨日は将棋盤の「新榧」「新桂」の流れでビールの「新ジャンル」にも触れました。
この「新ジャンル」、コロナ禍の巣ごもり需要で好調を維持していますが、実は10月から増税(ビールは減税)になるんですよね。

テレビニュースなどでも取り上げられています。




新ジャンル”ビールが10月1日に増税。ビールは減税





第3のビール 増税前の駆け込み需要に備え増産




あれあれ、メディアによって「第3のビール」「新ジャンル」と使い分けられていますね。

もともとこれって正式名称は存在せず、酒税法上は「ビール」でも「発泡酒」にも該当しないように、

A:「原料を麦、麦芽以外の穀物(主に豆類由来)にする」

B:「発泡酒に別のアルコール飲料(大麦、小麦等を問わない麦由来のスピリッツや焼酎)を混ぜる」


という製法(のどちらかを)を採っている、というものです。

ちなみにAは「その他の醸造酒(発泡性)①」で、Bは「リキュール(発泡性)①」に分類されますが、昨今はBの方が多いようですね。

それはさておき、この新ジャンル(第三のビール)、税金を下げるために生み出されたちょっと悲しい出自のせいか? ネーミングもまがい物感満載になっていますが、近年ではメーカー間の差別化競争の中で「糖質オフ」とか「プリン体を含まない」とかの健康志向の製品なども出てきています。

これからビールとの税率の差が少なくなっていくわけですから、これを機に、新たなネーミングを考えてはどうでしょうか。
(ひそかに考えて、権利を確保しちゃいましょうかね)





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