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昨日は、スコッチ・ウィスキー樽の木材を使った自転車「Glenmorangie Original bicycle(グレンモーレンジィ オリジナルバイク)」をご紹介しましたね。
このウィスキーメーカーのGlenmorangie(グレンモーレンジー)さん、「樽の再利用(工作)に積極的に取り組まれている」と記しましたが、自転車のほかにサーフボードなども作っているらしい。
昨日の自転車もカッコ良かったですが、自転車の場合、フレーム(の一部)だけが(樽由来の)木だったのに対し、サーフボードは全部木製というのがまた良いですね。
その分、お値段も高いようで、5,150ポンド(約130万円)と、自転車のほぼ倍。
そんな中、説明を読んでいると、材質は「oak(オーク)」とあります。
日本では「ナラ」ですが、ウイスキー樽の材料として有名ですね。
それでは、と昨日の「自転車」の方の説明を見ると、こちらは「sapele wood」とあります。
「sapele」? 調べてみると、「サペリ-センダン科 | 広葉樹」とありました。
サペリはマホガニーと似た所がある為、高級家具や外装材、内装材、ドアの材料などに用いられます。また、ボート、ピアノ、スポーツ用品などの材料としても有用です。
フローリングの材料としても最適で、木目の美しいものはスライスカットを行い、化粧単板として利用されます。
分かったような、分からないような、ですが、少なくともオークとは違うことは確かなようです。
「マホガニーと似ている」とありますが、家具等で有名な「マホガニー」も、ウィスキー樽の材料としてはあまり聞いたことがありません。ましてや「サペリ」も。
以前サントリーさんの白州工場に見学に行った際、「日本のミズナラを使ったら良いのが出来た」とお聞きしましたが、ウィスキーの樽の材質選びも結構深いのかもしれませんね。
まだまだ勉強が足らないようです。
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