牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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「お酒が感染源」ではないこと、は声を大にして言っていく必要。

2021-05-02 18:44:07 | 附属酒類経済研究所
                          

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先日、卸組合の寄り合い(もちろんバッチリ3密回避)があったのですが、そこで話題になったのが、小売りの組合さんのこんな要望書






緊急事態宣言の発令に伴う酒類小売業者に対する協力金の支給を求める要望書


我々卸問屋も新型コロナ禍で大きな打撃を受けていますが、小売店さん(特に東京)の場合、スーパーの場合はむしろプラスなのに対し、繁華街の飲食店さん相手の小売店や、角打ちも営んでいる場合などは、本当に壊滅的な打撃を受けています。

特に今回の3度目の緊急事態宣言では、単に飲食店さんなどの時短営業のみならず「お酒を出すな」というお酒を狙い撃ちした施策ですから、「協力金」という気持ちも理解できます。


ウチも都心でやっているだけに飲食店関連のチャネルが多く、ウチにも、、、と言いたくなる一方で、ちょっと協力金というのには少々引っ掛かりがあったりするのですが、この要望書の後段、協力金とは別の要望の部分に目が留まりました。。


また、かねて「お酒を飲むことが感染源」「お酒そのものが悪い」といったイメージが世間に浸透していますが、酒類販売を生業とする私たちには看過できません。
「お酒=悪」といった誤った印象を与えることのないような配慮も加えてお願い申し上げます。



個室で家族でお酒を飲むのもダメ、という「お酒を提供する飲食店は営業自粛を」という施策は、まさにこうしたイメージを助長しますよね。

「路上飲み」も感心しませんが、屋外でのピクニックは良くて、ピールはダメとなるとまさに狙い撃ち。

業界的な我田引水には斜に構えることも少なくない自分ですが、これには同意ですよ。

さてさて、卸組合としてはどうなるのでしょう。




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