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小屋掛け物理学の逆襲か? 祝!真鍋叔郎先生ノーベル賞受賞!

2021-10-06 17:04:24 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                          

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今朝の情報番組は真鍋叔郎先生のノーベル物理学賞受賞の話題で持ちきりでした。



地球物理の分野、しかもその中でも応用的な性格の強い研究が受賞対象になるとは、本当に驚きました。
ちょっと前に「可能性のある日本人」としてお名前を拝見した時には「受賞はあり得ないでしょ。そんなこと報道する人、モノ知らないの?」と思って、ここで記事にしようかと思ったくらいです。
(恥をかかずに済みました)


学生時代、飲みながら「地球科学でノーベル賞級の研究って」議論したことを思い出しました。
覚えているのは、C14での年代測定法(実はこれは化学賞を取っている)とかプレートテクトニクス(これは「誰が」というのと「証明」というので難しい。当時は上田先生の啓蒙活動や海洋研の平先生の付加体の話が先進的だった)。
あるいは高校の同級生が研究していた地磁気研究の地球ダイナモ理論(どうなったかは知らない)などでしょうか。真鍋先生のNOAAでのお仕事も当時から有名でしたが、これは「理論の提唱」というより、モデルというアイディアを大型計算機で実装し、ちゃんと答えを出したというプロジェクトがスゴイ、というイメージでした。
(「プロジェクト」でいうと、小柴先生のカミオカンデもそれに近いかも)


何はともあれ本当に素晴らしいことですし、ニュースで触れられている「楽しんで研究し、分かったことを社会に貢献」という真鍋先生のスタンスは、大きな意味でのこの分野の先達である寺田寅彦に似た部分もあります(寺田が揶揄された「小屋掛け物理学」の逆襲、という意味もあるかも)。



それはさておき、真鍋先生、今朝のテレビで素敵な受け答えをされていました。


「お酒は何が好き?」という、ワイドショー的な質問に対し、、、、








どの酒がおいしいというのは、酒と一緒にどういう食事をするか


そうですよね!!






イタリアの食事をするならレッドワインがおいしいし





日本の料理を食べるなら、酒が一番おいしいという具合です。



しかも、「日本でこの店のこれが食べたい?」という更問いにも






日本の食事というのは、酒と一緒に飲まんと駄目なんです




いやぁ、お答えもノーベル賞です!!!





改めておめでとうございます!!!






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