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「らんまん」の蔵元さんが内国勧業博覧会に出品、ですが、実際には加島屋さんの總花(惣花)が!!

2023-04-20 12:12:23 | 附属酒類経済研究所
                          
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NHKの朝の連続ドラマ。
「あまちゃん」は見てましたが、以降は、問屋仲間のご縁の「あさが来た」も含め、通してみたのはないんですよね。

その中で、4月に始まった「らんまん」は推し?の牧野富太郎を題材にということでちょいと見たら、なんと実家が蔵元さんということで、(全部ではないけれど)昨日今日とちょっと見たりした。
ちょうど舞台は主人公が東京で開かれた内国勧業博覧会にお酒を出品、というところ。


ⒸNHK


内国勧業博覧会に出品、と言われると、商売柄?ついつい事実関係を調べたくなっちゃうんですよね。

国会図書館のDBを見てみると、とりあえず目録と言うのは見つかった。
中をパラパラすると、お酒(清酒)は1ページ分、上下段に記されています。



上段


これを見ると、

「摂津の国西ノ宮」 東京橘町3丁目 堀松之助

(橘町は今の東日本橋辺りのようです)

など、住所は全部東京で、その中で産地は灘とか色々あります。

??と思って表紙を見ると、役所の名前が並んでいる中で「東京府」とあるので、東京府が推薦(出品)したものが記載されているのかな。




それはそれで、上の目録の下段部分はこう。



下段


右から二番目、

「總花印 魚崎 岸崎忠左衛門 東京四日市町 廣岡助五郎」

とあります。

これ、まさに冒頭に掲げた「あさが来た」の加島屋さんじゃあないですか。

明治10年の博覧会に既に代表的なお酒として出品されているんですね。かっけー。
御存知かな?今度聞いてみましょう。





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