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毎日新聞の地方版で、「関東信越国税局の酒類鑑評会の優秀酒の表彰が」という記事を見ました。
日本酒:新潟「君の井」 北関東信越の鑑評会で最優秀賞
-毎日新聞
6月末までの1年間に北関東と信越地方の6県(茨城、栃木、群馬、埼玉、新潟、長野)で造られた日本酒の出来栄えを評価する「酒類鑑評会」が5日、関東信越国税局(さいたま市)であり、最優秀賞に君の井酒造(新潟県)の吟醸酒「君の井」が選ばれた。
同酒造の杜氏(とうじ)、早津宏さん(57)は「『しっかり味があるのに軽い』という理想に少し近づけた」と笑顔で話した。
計209の蔵元が吟醸酒201点、純米酒186点を出品。国税局の鑑定官らが味や香りなどを総合評価し、「君の井」以外に、吟醸酒62点と純米酒61点が優秀賞を受賞した。(共同)
ふむふむ、そういう季節なんですね。
早速原典を当たるとともに、他の地域のものも見てみましょう。
国税庁のホームページを見ると、左下に各国税局へのリンクがあります。
こんな感じ
これで各国税局のサイトに飛び、「報道発表資料」を見ると、、、、、関東信越に加え、高松と広島の国税局で鑑評会関連の発表がありました。
(他の地域はないのかなぁ?)
で、3つの地域の鑑評会の発表資料を見て印象に残ったこと、です。
まずは関東。その概要が冒頭の記事にもありましたが、発表資料を見ると、こんな記載がありました。
「平成25酒造年度は、酒造最盛期の1月から2月はおおむね安定した寒冷な気候に恵まれたものの、昨夏の高温のために、原料米が全般的にやや硬く、酒造りにはやや難しい年となりました。」
なるほど、大変だったんですね。
でも、鑑評会の結果は「素晴らしい!」もので、講評の末尾にも「やや難しい酒造条件であったにもかかわらず、素晴らし品質の清酒が醸されたことに対し、当局管内の清酒製造場の酒造技術の高さが改めて評価される結果となりました。」>と締めています。
良かったですね。
また、「広島」です。
ちょっと変わっているなぁ、と思ったのは「部門の分け方」です。
普通は「吟醸酒」とか「純米酒」とかなのですが、ここはこんな部門分け。
(1) 「香りを主たる特徴とする清酒」部門
平成25酒造年度(平成25年7月1日から平成26年6月30日まで)に自己の製造場で製成した特定名称酒の原酒です。
(2) 「味を主たる特徴とする清酒」部門
自己の製造場で製成した特定名称酒の市販製品及び市販を予定している貯蔵酒です。なお、貯蔵酒はアルコール度数を予定している市販酒規格に加水調整しています。
(3) 「燗酒」部門
自己の製造場で製成した特定名称酒の市販製品及び市販を予定している貯蔵酒です。なお、貯蔵酒はアルコール度数を予定している市販酒規格に加水調整しています。
(1)は主に吟醸、(2)は主に純米をイメージしているのだと思いますが、それに限定していないし、(3)の燗酒部門も面白い。
さすが酒どころ、ですね。
受賞酒を見ると、今、ウチ関連で試飲販売をしている「千福」さんが「香り」部門で入っていましたし、あの「獺祭」さんは3部門で受賞しています(「香り」はわかりますが、「味」でも入っているとは、、、すごい)。
で、最後に、「四国」。
ここはオーソドックスな感じで、淡々と受賞者が発表されています。
その中で、うれしかったのは
「土庄 株式会社森國酒造 春の光 井上 昇」
というのがありました!!!
そう、「土庄(とのしょう)」というのは税務署の管区ですが、小豆島の森國酒造さんです!!!!
「春の光」というのは以前こちらでもご紹介した、この蔵のフラッグシップ的なお酒。
蔵元さんを存じ上げているだけに「やったぁ!」という感じです。
おめでとうございます!!!!!
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