きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

人のせい親のせい

2010-08-22 | 母子家庭だから思うこと
昨日は父の面会の後、久しぶりに首都高に乗り上げて、渋滞にはまる。
大失敗だ。

G子からメールが届き、名前が変わったと言う。
顔も見たくないと言っていた元旦那だけれど、何か気持があるから連絡が来るのだろう。

でも、それは何なのだろう。

自分が当たり前に1人で普通に居るから、G子も同じように1人で世間と戦っているのだと思っていた。
でも、やっぱりG子はダンナ・・・と言うより結婚と言う形式に守られていたのだと思う。
ダンナが居て、子供を持って子供が普通に育ってくれれば、世間はとにかく認めてくれる。

今度はそれが取り払われる。
母子家庭という看板を下げて生きていかなくてはいけない。
離婚の理由とか、そう言う好奇心や、ああだからこうなったとか、そんなもろもろ。
世間や偏見との戦い。
 
でも、それは私がぬぐい去ることはできない。
もしも優しい言葉で慰めたって、それはその日一日しのげるだけで、また翌日は悲しくなる。
そんなので癒すのは麻薬中毒みたいなものだ。

私は少し悩んで、自分が12年前に離婚した頃、よく便所や台所で泣いてたことを書いた。そしてそれは4年ぐらい続いた事。
結局、母も妹からも相手にされなくなって、それから自分で強くなった事など。
実際に強くなってるのかどうか分からないけど、そう書いた。


私だって悩まないわけじゃない。
悲しかったりする事もあるけど、ヨシヨシと慰めてくれる相手がいないんだ。
でも、よく考えたら、私はこう言う性格だから、一度相手にスキをみるや、そこに付け込んで明日も明後日も愚痴って、慰めてもらおうとするだろう。

だから、誰も居なくていいんだろう。
悲しい時は、とことん泣くしかないし、苦しい時はとことん痛い思いをするしかない。
誰かにどうしてもらおうなんて、思ってはいけないんだ。
チマチマそんな事を考えるより、我慢して耐えて、もしもどうにもならなかったら最後に爆弾投げつけてやればいい。

私はそう言うのを伝えたかったのだけど、冷たいsakeちゃんになっちゃったかな?


kekeが布団に寝転がってくつろいでいたので、「これからどうするんだい?」と言うと、両手で「10」と書いて、少し眠いから起こして、と言う。

「そうじゃないよ、休みが終わったらどうするか、少しは考えているのかい?」と言うと、クルンと向きを変えて寝てしまう。

久しぶりに説教をすると、「育て方が悪いからこうなった」とか「食えないなら死ぬからいい」とか、相変わらずそんな事ばかり言う。

「違うね!お前はそうやって人のせいにして逃げてるだけだ。学校に行かないから怒られてるんじゃなくて、他に何もしようとしないから言われるんだろ?」

言っても言っても分からず、こうなったのは父も兄弟も居ないから、と言う。
人格形成の大切な時期に父親を失ったから、こうなったのだ、と言う。

「お前ね、いい加減にしなさいよ。もうじき成人で今更親のせいもないだろうが。」
・・・・と口で言った所で、分かるわけもなし!!

本当にこんなヤツは勘当するべきだと思うが、本当に死にかねないのでやることもせず。

しかし、それをG子やM君に言った所で何になるだろう。
誰かがkekeを怒鳴りつけてくれるだろう?

それに怒鳴りつけたところでコイツはもう分からない。
どうにもならないのだ。
慰めの言葉が何になるだろう。
結局、その時ごまかされるだけだ。
ネコの餌にもなりゃしない。


これからK女史会うにも、自分の周りにロクな事がない。
彼女は私を何と思うであろうか。

自分がいつまで経ってもシアワセには程遠いので、幸せな人と会うのに気が引ける。
それから(細い道に入るので)うまく駐車できるか心配。


6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (うさぎ)
2010-08-22 20:40:32
ヨシヨシ…って慰めてくれる人はいない。
悲しい時は、とことん泣くしかないし、苦しい時はとことん痛い思いをするしかない。
誰かにどうしてもらおうなんて、思ってはいけない。

私にそのままあてはまるよ。

わかってるんだけど、やっぱり寂しい。
でもsakeさんも4年ぐらい辛かったんでしょ。
私も、もうじき4年です。
だんだん強くなれるよね。

keke君は、きっとkeke君自信も辛い時期なんだと思います。
ちょうど世間は夏休みだったけど、秋が来て皆が動き出すと
keke君の(とりあえず)夏休み、も終わるでしょ。
学校に戻るのか、別のことを学ぶのか、あるいは仕事を探すのか
動き出してくれるといいですね。
小学生ぐらいなら、叱りとばしてなんとかすることもできるけど
keke君は もうそんな年じゃないしね。
だから逆に、彼も本当はわかっていると思います。
sakeさん、母として心配だしほっとけないですよね。
頑張ってくださいね。
返信する
はじめまして (ミナミナ)
2010-08-23 07:13:24
はじめまして!
私は今春から母子家庭になり、高校生2名を必死に育てています。

ここでsakeさんが仰ること、いちいちウンウン頷いて身に染みます。

先日、読んで涙した文章を紹介しますね。sakeさんにぴったりだと思います。


「明るい人」
明るい人がいる。

良く気が回り、落ち込んだ人を励ましたり、リーダーシップをとったり、周りからも頼りにされる。


あまりに陽気で明るいから、何にも悩みがないのかなと、つい思われてしまう。
しかし、それは間違いだと思う。


悩みがないから明るいのではなく、深い悩みを経験したからこそ明るいのである。

そもそも、悩みのない人が相手の気持ちを判ったり、リーダーシップをとったりすることはできない。
頼りにされるはずもない。

自分自身も辛いことや悲しいことがあったからこそ落ち込んでいる人を励ませるのだ。

鉄は叩いて強くする。
心も、辛いことや悲しいことを経験して強くなる。
自分の限界を越えると心が壊れてしまうが、適度のストレスは心にも必要だと思う。


辛い経験をすると何故、明るくなるのか?

以前、経験した辛さに比べれば、現状は大したことではないと思うから。

更に辛いことを克服し心の闇を制御出来るならば、心を制御出来ることになる。
心を制御出来るということは明るくするのも悲しくすることも出来るということだ。

ならば、人前で明るくしていた方が良いに決まっている。
心の闇が深く大きい人程、明るさも増す。
明るさのエネルギーは心の闇であり、その闇が深く大きい程、明るさも増すものだと思う。


また、遊びに来ます!
返信する
>うさぎさん (sake)
2010-08-23 07:38:49
うさぎさんはもうじき4年ですか。

私は子供が2年の春に離婚して、6年の春に「この生活も思ったほど悪いものじゃないか」と思った記憶があるので、丸4年掛かってます。

それまでは淋しかったですねぇ、そう言えば。
今思えば、あの頃も一緒に夏休み出かけたり、両親も元気だったし、楽しかったツボはいろいろあったけれど、忙しさと淋しさがごっちゃになっていた気がします。
今になると、どうしてあんなに淋しかったのか不思議です。そういうものなのかもしれません。

kekeはこれからどうするんですかねぇ。
昨日K女史の赤ちゃんを拝見して、この頃から何かが(私の育て方が)変わっていたら、何かが変わっていたのだろうか、とどうしても考えてしまいます。

考えても仕方が無いんですけどね。

本人はもう少し大きくなってから離婚をしてほしかったそうで、今になってそんな事を言われても。。。凹みます。
売り言葉に買い言葉なのかもしれないけれど。

私もこのぐらいの年って、今以上に悲観的だったので、精神も安定してなかったし、そんなものなのか・・・
考えても仕方ないけど、考え始めるとキリがありません。
難しい年頃です。
返信する
>ミナミナさん (sake)
2010-08-23 08:58:59
ミナミナさん、こんにちは。
高校生お二人を育てているんですね。

明るい人と言えばK女史と言う方が前の職場に居て、昨日遊びに行きました。
私より10も年下で子育ても始まったばかりなのに、よく気がついて、そつの無い人です。
自分と何が違うのか、昨日もずっと考えてみましたが、あまりに遠く開きすぎて分かりませんでした。

鉄は叩いて強くする、か。
いい言葉ですね。
私もここまで鍛えられたのは、うんと寂しかったり悲しかったりした日々のお陰だと思います。
一度経験したことは、もう一度遭っても乗り越えられますよね。それが誰かの励みになったらいいかもしれない。

G子にもメールを送ってみます!
返信する
ふふふ^^ (じゅちろう)
2010-08-23 16:39:41
最後の最後までぜーんぶ、フンフン、そうそう、と、
ムチウチになりそうなぐらいうなずきながら読んでしまいました^^
(なってないからー(笑))

ここまで強くなれた道のりは皆それぞれ違うかもしれないけど、いつも「寂しい」がある中で、頼る場所を探してばかりで結局色んなことがあって悔しい思いや、
時には騙されたり、すごく貧乏になったり、まぁ、、そんなんだけじゃないかもしれんけど、
そんな中から這い上がって来たわけで、、。

そうだよー、トイレや風呂でどれだけ泣いたかわからん。

でも実際強くなってるのかどうだか、ほんまはわからんけどね、
ヨシヨシしてもらわなくても大丈夫じゃないかもしれないけど、強くいなきゃいけない自分がここにあるわけ。。
もしかしたらヨシヨシしてくれる人がそばに来たら、ワーンって泣いてしまうかもしれない?!
いや。。。誰もいなくていいんだろうと私も自分で思います。いないほうがいいの。

傷つくのも傷つけられるのももうやだしねぇ。
全ては自分で処理しなくては、、、それが一番いいんだきっと。
そうしていなきゃダメなんだよね。。

>チマチマそんな事を考えるより、我慢して耐えて、もしもどうにもならなかったら最後に爆弾投げつけてやればいい。
ワハハ~、わかるー(笑)
まぁ、、あたしはガマンはあまり好きではないけど、
「なるようにしかならんやろ」こんな冷めた私がいます。そうよそうそう!、そんでどうにもならんようになったらドッカーンだぁ(笑)
それでいいのだー。

人のせいモノのせい。。。
jrにもいつも話ししてます。

何かあると、なんで、なんでっていつも思ってた(思ってる)けど、
これが自分が選んで来た道を歩いてきた結果なんですよね、
仕事もプライベートも子育ても。
だから、つまずきそうになっても、
胸張って行こうと思ってる^^
sakeさんも一緒に行こ~^^v
返信する
>じゅちろうさん (sake)
2010-08-23 17:50:00
ムチウチになりそうなぐらい頷いていただいて嬉しいです。
このブログで同じひとり親のお母さんの気持ってだいたい同じなんですよね。不思議なぐらい。。

それはじゅちろうさんの言うように、道のりは違っても「誰もヨシヨシしてはくれない」って悟った部分で共通しているのだと思う。
離婚の偏見とか、何気ない一言で傷つく気持ちとか、自分だけが踏ん張って子供を支えていかねばならないたくましさ。。。それが共通していくんだよね。

どこかで弱い部分、頼りたい部分があって(しょうがないよね、女だもん)、でもそれを許されたら、ズルズルって行くのが分かるから踏ん張るあたりとか。
そういう弱さを突かれて裏切られた時のキモチ、もう二度と味わいたくないから信じないとか。

そうそう、強くいなきゃならないから、強くいるんだよね。

しかし、子供にこの時期(成人前)になって初めて「母子家庭だからこうなった」と言われるのは力抜けますね。

今まで1人親でもよそと同じように育てられる!をモットーにしてきたつもりだったので、ガラガラガラと何かが崩れた感があります。
本気だか売り言葉なのか分からんけど、この12年の根本的な価値観がひっくり返りました。

すごく、この先不安なんですけど。。。(;_;)
今度話せる機会にjr君に訊いてみて?
お父さんいないのがグレる理由になるかな?って辺り。。。

うちのkekeがアホなだけなのだと思いますが。。
返信する

コメントを投稿