微熱も昨日の夜にはひき、今朝は花粉症は別にすれば、普通の朝を迎えました。今日は娘の入学式のため休みを取っていたので、ひと安心でした。
大学の入学式に親が付き添うってどうなのかとかつてはよく言われましたし、私自身もそう思っていました。私自身、田舎から上京し、一人で入学式に参加しました。そもそも、中学や高校から入学式に親は来ていなかったと思います。
しかし、時代が変わったと言えば変わったのでしょうし、こんな機会でもなければ、学校に行くこともないので、夫婦で行くことにし休みを入れました。それに、昔と違って、入学式前に語学のレベル分けのテストがあったりするため、娘は朝早く出るため、娘に付き添うわけではありませんし。
しかし、そんな言い訳をしなくても、結果的には、休みをとって正解でした。まず、娘はせっかく早起きしたのに、いろいろグズグズしていて出るのが遅くなったため、車で送っていく羽目になりました。何とか送り出してほっとしたのも束の間、虫の知らせか何となく心配になって、各種入学案内が入った箱を確認してみると、「入学前に手続きして頂く書類が入っています」と書かれた封筒が未開封で入っているではありませんか!
「あれだけちゃんと自分で確認するように言ったじゃないか」と、親の私が入学を取り消したくなりました。慌てて封を切ると、大学入学そのものとは、関係がありませんが、教科書購入はじめ卒業まで何かとお世話になる生協加盟や共済保険などの振込、申込み書類でした。急ぎ書類を書いて、振り込みに行きました。そして、入学式後のガイダンスに持ってきなさいと書いてある冊子も、箱の中に入っていました…。とほほ…です。
ひとつガツーンと言ってやらなければと思いながら、カミさんと大学へ向かいましたが、多摩地区では怖いもの知らずだった娘が、誰も知らない大組織の中に放り込まれてさすがに心細くなったらしいメールを寄越してきたので、その気持ちも萎えました。
昼頃に大学に着き、午前中にテストを受けていて私たちを待っていた娘と合流しました。そして、一緒に昼食をしようとしましたが、大学周辺は同じようなことを考えている人たちで溢れかえっていて、どこもかしこも長蛇の列でした。少し横道に逸れ、偶然見つけた並んでいる人が少ないベトナム料理屋で昼食をとることができました。
昼食を終えたところで、ちょうど入学式の受付の時間くらいでしたが、入学式が行われる施設は、保護者席に限りがあるため、別会場でのモニター観覧となりました。サッカーのパブリックビューイングと同じですね。臨場感はない反面、いろんなアングルで学生や舞台を映し出すので、会場の様子がよく伝わってきました。
式の前は慌ただしくて写真が撮れなかったため、式の後に写真を撮ろうと思いますが、式の後にも娘はガイダンスが入っているので、時間はほとんどありません。携帯で連絡を取り合いながら待ち、大勢の人込みからやっと見つけたと思ったものの、どこもかしこも大勢の人の中で、アングルやなんだと気にする余裕もなく、ろくな写真も撮れませんでした。
いやはや、なかなか疲れました。微熱がひいていてくれて助かりました。