八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

今日の試合と自主練習!

2014年08月24日 23時28分54秒 | 散ドラの試合について

今日は研修リーグの試合でした。相手は、リーグNo.1のみなみ野ファイターズさんです。私は用事があったため、9時半過ぎに椚田グランドに到着しました。すると、何と1回裏みなみ野ファイターズの攻撃は二死で、0対0とのこと。思わず「おぉ、そうですか!」と声をあげてしまいました!
 
が、しかし、です。この後、せっかく三振にとったのに振り逃げで生かすと、四球とパスボールの連続で、あれよあれよと得点を重ねられました。普通に守備出来ていれば、三者凡退でしたし、その後も、どこかで誰かが流れを変えたり、チームを盛り上げられたりすれば良かったですが、バックは声が出なかったですね
 
ややベンチの父母の声も部員を委縮させたかもしれませんが、自分たちでボールを呼んだり、投手を励ましたり、選手たちに指示を出せるようになることが必要ですね
 
2回は、2点は取られましたが、170cmちかくありそうな相手の4番にどでかいファウルを打たれた後に見逃し三振にとるなど、マサキはいいピッチングでした。
 
初回だって、0点と14点の差は、紙一重なのです。ですが、その差がやはり大きいのだと思います。強いチームは、ほとんどエラーがありません。だから、0点を抑えるのです。散ドラは、ここぞでまだエラー(やエラーでなくてもエラーのようなプレー)が出るので、本当なら0点や2~3点のはずが、10数点になってしまうのです。
 
そして、流れが悪くなったときに、自分たちで何とかすることを覚えてほしいですね。少しずつでも。
 
あと一歩を埋めるために、試合終了後は、第二試合が中止となったために、居残り練習でノックを行いました。


 
そして、午後は自主練となりましたが、部員全員が残り、体験生も参加してくれました。昼飯を買いにいくために駐車場に行くと、カメラを構えたおじさんたちが多数いて、何を撮っているか聞くと、鷲だか、鷹だかが巣作りをしているのだとか。雛も巣を出て横に停まっていました。


 
午後の自主練は、最初は、それぞれの苦手の分野の分かれての練習となりました。バッティング、ピッチング、守備と三つに分かれましたが、バッティングには、マサキ、シンペイ、ガク、サヤハル、体験生が来ました。「一番苦手なのがバッティングなのかなぁ?」と強く聞き返しましたが、そうだということでした。皮肉の通じない人たちです。
 
本当に必要なこと(守備)ではなく、ただ打ちたいだけの思惑がミエミエですが、バッティングを見ることにした私が、そんな楽させるほど、世の中は甘くありません
 
バッティングの基本は、何と言っても「素振り」です。しかし、ただむやみに振っても意味はありません。どこの球を打っているのか想定して降ったり、投手のモーションにタイミングをとって、自分のスイングをしっかりイメージしながら降らなければいけません。ということで、私が投手役を務めて素振りをしましたが、50スイングもすると、6年生のマサキ以外はスイングが乱れてきます。これ以上やっても意味はないので、部員たちには、スイングする力がないことを伝えて、これで終わりにしました。
 
次に、バントです。バントはボールをよく見てミートすることが必要で、バントが出来ない人が打てるはずがありません。3年前圧倒的強さで全国制覇した日大三高は、切れ目のない強力打線が魅力でしたが、クリーンナップでも見事なバントを決めていました。下級生には緩い球ですが、マサキには速い球を投げましたが、さすがにしっかり対応しました。しかし、後で集めて下級生に聞いても、まったく気づいていませんでした。周りを見ていない証拠ですね。しっかり、観察もしてほしいものです。
 

そして、バントの後に好きに打てるかと思いきや、そうは問屋が卸しません。「本当のトスバッティング」をやりました。普段のトスバッティングでは、みんな好きなように打っていますが、本当のトスバッティングは、バットコントロールをして、自分のミートポイントでミートして、ミッチャーとキャッチボールをするように打つことです。ピッチャーに10球返したら交換としましたが、6年生マサキは何とか出来ましたが、4年生シンペイで5球にハードルを下げ、3年生のガク、サヤハルでは当った中で何球ピッチャーに返せるかとハードルを下げました。この辺でも実力の差を感じてほしいですね。
 
ということで、「打つのは楽しい」と思って、打撃組にきた面々の期待を裏切り、一番最後まで練習させました。その意味をしっかり分かってほしいですね。
 
その後、Tボール形式での紅白試合を行い、その後、流れで親子大会のようになり、親チームが勝利しました。しかし、いずれの試合でもそうですが、「Tボールで投手戦」になるって、あんまり聞いたことがありません。みんな、しっかり振って、ほしいと思います。
 
 
今日のジョグ
 
クールダウンがわりに超ノロノロでジョギング。 7.7km  59分53秒。
 

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気がつけばベスト4!

2014年08月24日 00時39分52秒 | プロ野球・高校野球

いつもより遅れ気味のスケジュールのため、夏休みも終わり、一番いいところを見られないまま、気がつけば第96回全国高等学校野球選手権大会は、ベスト4が出揃い、明日準決勝を迎えます。
 
三重(三重) 対 日本文理(新潟)
 
大阪桐蔭(大阪) 対 敦賀気比(福井)
 
大阪桐蔭は下馬評では本命ですし、日本文理は対抗といったところで、順当な準決勝進出と言えるでしょう。三重や敦賀気比は、下馬評には上がっていませんでしたが、もちろん強豪校で、今大会は打撃が好調のようです。打撃は水物ですから、チームとしてのピーキングがぴったりあったのかもしれませんね。明日の準決勝は、「地力」対「勢い」の戦いになりそうですね
 
毎年試合を見ながら、何となく贔屓のチームが出来てくるのですが、なかなかそのチームが最後まで勝ち上がることはありませんね。今年で言えば、日大鶴ヶ丘を破った森田投手を擁する富山商、大垣日大、東海大相模を破った盛岡大付などに注目していましたが、惜しくも途中で力尽きました。明日は、こうして敗れ去った多くのチームの思いも背負っての戦いになりますね。
 
こうした本戦の勝敗とは別に、今大会で話題となったことと言えば、東海大四の西嶋投手のスローボールですね。これを批判した元アナウンサーのツイッターが炎上したから言うわけではありませんが、これは立派な投球術ですね。以前、オールスターでの藤浪と中田のスローボールの茶番のことを批判しましたが、これとはまったく別次元の話です。多くの人が言っているようの、ストレートを速く見せるための戦術ですし、技術がなければ出来ないことです。
 
また、全然知らなかったのですが、私の故郷の代表・健大高崎は今大会革命的な機動力で甲子園を湧かせましたが、大差の付いた試合で盗塁したことがマナーに反すると批判されたそうです故郷のチームだから言うわけではありませんが、まったくナンセンスです。ゴルフでの競技中のマナーなどはありますが、スコアが開いたからバーディーをとってはいけないなどのマナーはありません。点差が開いての盗塁は記録として盗塁と認められないというのは、メジャーリーグのローカルルールです。多くの人が言っているように、星稜が9回に8点差を大逆転をしたように、高校野球レベルでは何があるは分かりません。ゲームセットまで全力を尽くすのがむしろマナーでしょう。また、セオリーを無視して、盗塁阻止率は所詮5割と割り切り、徹底して走ることをチームの戦術としていることは革命的と評価すべきだと思います。
 
同じようなことで、昨年は花巻東の千葉選手のカット打法が話題になりました。これについては、私はどちらかと言えば否定的な見解ですが(「いろんな意味で話題の中心」「カット打法について(再論)」)、なかなか賛否は難しい問題です。しかし、上記の2つはそれとはまったく異なり、議論の余地はないと思いますけどね。

私も何度か書いてますが、こうしたこと以上に問題なのは、有望な選手をつぶす可能性のある過密日程ですね。今年ビートたけしさんが何度か高校野球の過密日程について意見を述べているのを聞きましたが、同感です。
 
「甲子園」をやめること自体はもはや難しいと思います。プロ選手として大成している選手ですら、いまだに憧憬をこめて「甲子園に出たかった」と語る聖地だからです。であるならば、いかに余裕ある日程を組めるかでしょう。
 
いろんな問題があるのでしょうが、検討の余地はあると思います。日程の緩和という点では、他の競技のように5月末から6月初旬にかけて予選をスタートする、あるいは、本戦をもっと遅い時期にするなどの方法があります。あと、本戦自体の過密日程を避けるには、チームの宿泊費用などの問題と、甲子園球場確保の問題があります。現在は、チームに対し、1泊3千円程度の補助らしいですが、よく分かりませんが費用の問題は、放映権料で何とかならないのでしょうか。高校野球ほどの魅力的なコンテンツはまたとなく、それに見合う放映権料をとっているとはとても思えないのですが。また、球場確保の問題ですが、「甲子園」が代名詞ですから、甲子園を経験出来ないのはあり得ないでしょう。なので、全チーム初戦は必ず甲子園で、2・3戦は別球場などとすれば、試合間隔をあけることも可能ではないでしょうか。
 
いずれにしても、「夏の高校野球」は、目指している選手たちが一番なのはもちろんのこと、国民にも広く浸透しているので、止めるなんてことは出来ませんが、一番大切な選手たちのこれからを考えて、何とか改善を考えてほしいですね。高野連のお歴々は頭が固そうなので、なかなか難しいですから、国民から声をあげていくことが大切ですね。
 

 

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