今日は研修リーグの試合でした。相手は、リーグNo.1のみなみ野ファイターズさんです。私は用事があったため、9時半過ぎに椚田グランドに到着しました。すると、何と1回裏みなみ野ファイターズの攻撃は二死で、0対0とのこと。思わず「おぉ、そうですか!」と声をあげてしまいました!
が、しかし、です。この後、せっかく三振にとったのに振り逃げで生かすと、四球とパスボールの連続で、あれよあれよと得点を重ねられました。普通に守備出来ていれば、三者凡退でしたし、その後も、どこかで誰かが流れを変えたり、チームを盛り上げられたりすれば良かったですが、バックは声が出なかったですね。
ややベンチの父母の声も部員を委縮させたかもしれませんが、自分たちでボールを呼んだり、投手を励ましたり、選手たちに指示を出せるようになることが必要ですね。
2回は、2点は取られましたが、170cmちかくありそうな相手の4番にどでかいファウルを打たれた後に見逃し三振にとるなど、マサキはいいピッチングでした。
初回だって、0点と14点の差は、紙一重なのです。ですが、その差がやはり大きいのだと思います。強いチームは、ほとんどエラーがありません。だから、0点を抑えるのです。散ドラは、ここぞでまだエラー(やエラーでなくてもエラーのようなプレー)が出るので、本当なら0点や2~3点のはずが、10数点になってしまうのです。
そして、流れが悪くなったときに、自分たちで何とかすることを覚えてほしいですね。少しずつでも。
あと一歩を埋めるために、試合終了後は、第二試合が中止となったために、居残り練習でノックを行いました。
そして、午後は自主練となりましたが、部員全員が残り、体験生も参加してくれました。昼飯を買いにいくために駐車場に行くと、カメラを構えたおじさんたちが多数いて、何を撮っているか聞くと、鷲だか、鷹だかが巣作りをしているのだとか。雛も巣を出て横に停まっていました。
午後の自主練は、最初は、それぞれの苦手の分野の分かれての練習となりました。バッティング、ピッチング、守備と三つに分かれましたが、バッティングには、マサキ、シンペイ、ガク、サヤハル、体験生が来ました。「一番苦手なのがバッティングなのかなぁ?」と強く聞き返しましたが、そうだということでした。皮肉の通じない人たちです。
本当に必要なこと(守備)ではなく、ただ打ちたいだけの思惑がミエミエですが、バッティングを見ることにした私が、そんな楽させるほど、世の中は甘くありません。
バッティングの基本は、何と言っても「素振り」です。しかし、ただむやみに振っても意味はありません。どこの球を打っているのか想定して降ったり、投手のモーションにタイミングをとって、自分のスイングをしっかりイメージしながら降らなければいけません。ということで、私が投手役を務めて素振りをしましたが、50スイングもすると、6年生のマサキ以外はスイングが乱れてきます。これ以上やっても意味はないので、部員たちには、スイングする力がないことを伝えて、これで終わりにしました。
次に、バントです。バントはボールをよく見てミートすることが必要で、バントが出来ない人が打てるはずがありません。3年前圧倒的強さで全国制覇した日大三高は、切れ目のない強力打線が魅力でしたが、クリーンナップでも見事なバントを決めていました。下級生には緩い球ですが、マサキには速い球を投げましたが、さすがにしっかり対応しました。しかし、後で集めて下級生に聞いても、まったく気づいていませんでした。周りを見ていない証拠ですね。しっかり、観察もしてほしいものです。
そして、バントの後に好きに打てるかと思いきや、そうは問屋が卸しません。「本当のトスバッティング」をやりました。普段のトスバッティングでは、みんな好きなように打っていますが、本当のトスバッティングは、バットコントロールをして、自分のミートポイントでミートして、ミッチャーとキャッチボールをするように打つことです。ピッチャーに10球返したら交換としましたが、6年生マサキは何とか出来ましたが、4年生シンペイで5球にハードルを下げ、3年生のガク、サヤハルでは当った中で何球ピッチャーに返せるかとハードルを下げました。この辺でも実力の差を感じてほしいですね。
ということで、「打つのは楽しい」と思って、打撃組にきた面々の期待を裏切り、一番最後まで練習させました。その意味をしっかり分かってほしいですね。
その後、Tボール形式での紅白試合を行い、その後、流れで親子大会のようになり、親チームが勝利しました。しかし、いずれの試合でもそうですが、「Tボールで投手戦」になるって、あんまり聞いたことがありません。みんな、しっかり振って、ほしいと思います。
今日のジョグ
クールダウンがわりに超ノロノロでジョギング。 7.7km 59分53秒。