ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

子どもの発達をみれない保健師

2008年01月28日 | 保健師の弊害
昨日の「言葉のダム」に関連してメールがありますので、ご紹介します。
渡辺眞史先生の文章を裏付けるお母さんのメッセージです。
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「言葉のダム」、いいお話ですね。
息子は現在1歳8か月です。1歳6か月検診でひとつも意味のある単語(ママ、ぶーぶー等)を話さないので、自治体の親子教室への参加を勧められました。保健婦さん曰く、「刺激が少ないから言葉が遅い」と。年末年始に帰省した時も義母に「沢山話しかけてあげないと、言葉が遅いよ」と言われました。なんだか、私が責められているような気がしました。けれども義父の「言葉の遅い子はしゃべりだすと早い。あっという間にいろんなこと言い出すよ」という言葉に救われました。
確かにそうです。この1ヶ月くらいでたくさんの単語をしゃべるようになりました。
でもおかしいことが一つ。「ワンワンいるね」というと、「ワンワン」と言わずに必ず「ウッ、ウッ」と犬の吠えるマネをする我が息子。
これからも彼の成長をゆっくり見守っていこうと思っています。
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1歳8か月の息子は何でも親のする事をマネして楽しそうです。
こちらから語りかけることはすべて理解しているし、自分の気持ちもジェスチャーで
伝えてくれます。
1歳6か月健診では、まだ単語を何も話さなかったので、親子教室の参加を勧められ
ました。
保健センターはなんでも一定のものさしで「できる、できない」を決めて指導してい
るような気がします。
そういう指導が母親を不安にさせ、自分の子育てはこれでいいのかと思わせているの
ではないでしょうか?
息子は首座りも5か月、お座りは1歳前、歩くのは1歳5か月だったので、おしゃべ
りも遅くても全然かまわないのです。
その子なりの成長を見守っていってやりたいと思ってます。
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子育てで一番重要なことは「子どもの育つ力」を信じることです。
子育ては「子どもの力」を引き出す作業です。
一般的に「子育て」と言われますが、僕はそれは子育てではなく「親育ち」だと思っています。
子どもは、成長する能力を持っていますが、親には「子どもを育てる能力」が生母から受け継いでいない人がいます。
その人が「育児不安」になります。
親の不安が、子どもを不安にさせます。

我が子に愛着が育まれるように、密着育児をしてください。

保健師は、一定の物差しでしかはかることは出来ません。
保健師の言葉を鵜呑みにするととんでもない間違いをすることがあります。

育ちを待つことはとても大切です。

保健師よもっと学んでほしい。親を傷つけないために。



コメント (10)
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