ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

食事は楽しく。食卓を修羅場にしないで。

2008年01月09日 | 子育ての悩み
このところ、食事についての質問がよくありますので今回は乳幼児の食事について書きます。

「3歳3ヶ月の娘について質問があります。1週間前に食事の際りんごがのどに詰まってから、食事を嫌がるようになりました。翌日の朝はそれなりに食べていたのですが、昼にまたりんごを 出したら怖くなったようで、何も食べたがらなくなりました。
現在はワッフルと摩り下ろしりんご、チーズは食べ てくれるので、そればかり食べさせています。
ほかのものを無理やり食べさせようとすると、大 喧嘩になります。

お菓子は今のところ与えていません。もともと肉はあまり好きではありません でしたが、それ以外は何でも食べていたのに、大好きなブロッコリーも食べなくなりました。

赤 ちゃんのころより華奢な体型で、このまま食べないとどんどんやせていきそうで心配です。

性格的に怖がりなところがあり、大きい音を怖がったりします。
どうしたらまた食べてくれるようになるでしょうか?そして、そうするためにはどんな食事を出せばよいでしょうか? 」
***************
リンゴを詰まらせてとても苦しかったのでしょうね。
それ以来、恐怖でりんごが食べられなくなってしまったのでししょうね。
怖いリンゴがまた出てきたのがショックで、恐怖が甦ってきたのです。

リンゴを見たショックのあまり他の食べ物も食べられなくなってしまったのですね。

乳幼児も成人と同じように、心を病みます。

親は、子どものこころのことについて、あまりにも無知です。

ある意味では、私たちよりも乳幼児の「こころ」の方がデリケートなこともあります。
生後間もない赤ちゃんがこころを病んで円形脱毛症になるとも言われています。

  恐ろしい思いをしたものを、その記憶が消えないうちにまた与えようとすると恐怖が上塗りされて、心の中に強く残り、時に記憶の底のほうで心的外傷体験として残ってしまいます。
そうなると再度食べることが困難になりかねません。

  死ぬかもしれないほど恐ろしい思いをしたりんごを目の前にして、何も食べられなくなってしまったように思います。

「怖かったね。もうりんごは食べなくてもいいよ。」と言って食べさせないでいると、しばらくして、心の傷が癒えたら食べるようになります。

最初は、リンゴはすりおろしてあげるといいです。
いきなり固形のリンゴは食べられません。
食卓は家族団らんの場で、叱られたり怒られたりする場ではありません。
楽しく食卓を囲むことがとても重要です。
叱られながらの食事は、子どもにとって「地獄の苦しみ」となります。
そのような苦しみが毎日続いたら誰でも食事が嫌になります。

言葉が出来ない乳児は、拒食で意思表示をします。

 食事中に叱ったりすると、拒食することもあります。
ただし、拒食症や過食症などの食行動の異常は、食事だけの問題ではなく、親子の関係性障害による愛着障害が根底にあるといわれています。

食事を嫌がったり食べないことが続く場合には、何か問題があるはずです。

その問題を見つけることはとても重要です。
躾と称して、スプーンや箸で食べることを強要したりすると、次第にいやがることもあります。

また、口の中に何かが出来たり、のどの腫れなどの痛みがある場合もあります。
楽しい雰囲気で食事をすることはとても大切です。


対処法の一つとして効果があるのは、子どもと一緒に、食事を作ることはいいです。
自分が作ったものが食卓に並ぶと、嫌いなものでも喜んで食べてくれます。
遊びの要素もありますし、少し早いですが食育にもなるのではないでしょうか。

食べたくないのに、食べたら「褒めてあげてください。

食卓を叱ったり、子どもに恐怖を与える場にしないでください。
楽しく食事をしましょう。
こどものこころの健やかな成長のためにも、ぜひ実行してください。

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自我の目覚め

2008年01月08日 | 幼児虐待
子育て中にイライラすることはよくあります。
その度合いは、自分がどのように育てられたかでも違います。
兄弟姉妹がいる場合はスムーズに子育てできます。
自分が子育てされた環境が大きく影響します。

甘えてきたら十分に受け止めてあげてください。
****************
1歳4ヵ月の息子がいます。自分が人付き合いがうまくないので、子どもにはそうなって欲しくないとサークルなどにいっていましたが人間関係がうまくいかず辞めてしまい、今は公園や支援センターなどに気が向いたときに行っています。

息子は、気に入らないことがあると泣き叫び手がつけられなくなります。最近は、泣き声を聞いただけでイライラ。

他の子やママと比べ、私の育て方がいけないのか、他の人に育ててもらったほうが幸せではないか、人付き合いが下手なママなんか嫌だと言われているみたいだと自分を責め、自殺したくなります。

息子を蹴ったりはたいたりしたこともあります。

主人にもあたり落ち込み、実家に帰っても親にあたり、わたしなんていないほうがいいのではと思ってしまいます。

断乳もまだですが、断乳をして泣き叫ばれたら自分が子どもに何をするか心配でやる勇気がでません。なにもかも投げ出したくて自分が怖いです。

アドバイス
1才4ヶ月まで母乳育児を続けていることはすばらしいことです。

母乳を通じてしっかりお母さんとの良い関係ができていると考えられます。

無理をして外に出かける必要はありません。

この時期の子どもはまだお母さんが一番です。もう少しゆっくり2人で楽しんでください。母乳は無理に止める断乳ではなく、自然に自分から離れていく卒乳を目指してください。

自分で満足をし、おっぱいに頼らなくても大丈夫になるとある日突然おっぱいから離れていきます。
この時期には自我が芽生えてきてかんしゃくを起こすようになってきます。これは脳の発達が順調に進んでいる一つの指標です。

頭の中でやりたいことがどんどん出てきても、まだ行動が未熟なため、うまくできない、うまく伝えられないなどでパニック状態になります。これが『気に入らないことがあると泣き叫び手がつけられなくなります』という状態です。このようなことが見られるのはお母さんとの関係がしっかりできていて、しかも脳の考える力が芽生えてきた証拠です。子どもさんは良い発達をしていそうです。

お母さんも無理をする必要はありません。

人間みんな同じようにできるわけではありません。自分のやりやすいようにしてみてください。
子どもはお母さんとの関係がしっかりすると、自分から外の世界に飛び出していきます。

今大事なのは、お母さんががんばることではなく、甘えてきたり、おっぱいを欲しがったら抱っこをしておっぱいをあげることだけで十分です。
焦ることはありません。
ゆっくりゆっくり見ていてください。

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子どもを受け入れる

2008年01月06日 | 親の自立
子どもをありのままに受け入れることはとても大切です。
ありのままにとは、子どもの心からのメッセージを聴くことです。
子どものメッセージは、目や表情で訴えてきます。
それを素直に、そして自然体でいると次第にわかってきます。

私も、赤ちゃんの声が聞こえるまでに5年かかりました。
親は我が子の声を聴くのにはさほど時間はかからないと思います。

素直な心で向き合うことができればの話です。

それが出来れば我が子が可愛く、愛おしくてたまらなくなります。

枠に当てはめたり、先回りして親がしないようにしてください。
特に先回りする過干渉はよくありません。

子どもを見守り、先回りしてやらず、子どものやり方を認め、子どもにやらせることが大切です。

子どもを雑草のように育てる、温室栽培にしない。
こころのもやしっ子はよくありません。

全ては子どもをありにままに受け入れることから始まります。



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父親の自覚

2008年01月05日 | 父親の子育て支援
母親と父親では我が子に対する意識が違います。

女性として生まれ、赤ちゃんを産み育てることは、大変ですがとても楽しいことです。
親の願いは、心と体が健やかで、いい子に育ってほしいということではないでしょうか?

親になったことを自覚して、母であることを誇りに思ってください。

子育てに悩まないためには、他の人の言葉や忠告、本や育児雑誌の情報に振り回されないでください。
また、インターネットの情報にも振り回されないでください。
悪い情報が氾濫しています。

また、夫が父親になるのには時間がかかります。産後すぐは当てにしないでください。
母親と違ってすぐには子どもに愛情を持てません。
里帰りが長いとその分遅くなります。
いつかきっといい父親になってくれます。
その時まで待ってあげてください。

子どもが6ヶ月を過ぎるまではなかなか抱っこや遊び方がわからず悩んでいると思います。
私は下に妹がいましたので、抱っこやおんぶをして子守りをして育ちましたので、我が子を抱いたり遊んだりすることに戸惑いはありませんでした。
沐浴も帰宅が早いとしていました。
おしっこやうんちの処理もしていました。

夫ができればしてもらったらいいと思います。
でもなかなか出来ません。
出来ることをしてもらったらいいのではないでしょうか。
買い物や洗濯などの家事を手伝ってもらうと楽ですね。

後は、赤ちゃんの泣き声を不快に感じないようになるといいですね。
泣き声は親に何かを求めてるサインです。

それがわかると夜泣きも赦してくれるのではないでしょうか。

妻を労る気持ちを持つことが一番大切なことです。

重ねていいます。父親の自覚はを持てるのは個人差もありますが時間がかかります。
幼児のような父親もいます。
一人っ子で育った親に多いのではないでしょうか?
一人っ子同士の結婚は、子どもを授かり家族が増えると問題が起こるケースがあります。

父親は自分が出来ることをしてください。
最初は、妻を労る気持ちだけでも十分です。
今日からその気持ちを妻に伝えてください。



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我が子を受容する

2008年01月04日 | 子育ての悩み
愛でわが子を受け入れている母親は、赤ちゃんの反応がすべてが喜びとして受け入れ感じることができます。

一方、情緒が安定せず子育てに不安を感じている母親は、赤ちゃんとの情緒の疎通がうまくいかず、赤ちゃんの呼びかけや泣き声は、母親の不安をさらに増大させたり、抑うつ的な感情にさせます。
これらが講じていくと虐待へとつながっていきます。

我が子を素直に受け入れられることが出来る母親は、自分も親から受け入れられた経験が無意識の中に存在しています。
あなたが受け入れた子どもは、また自分が産んだ子を受け入れることができます。
プラスの連鎖が続きます。

赤ちゃんが3ヶ月を迎える頃になると、それまで夢中で子どもと係わってきましたが、我が子への関心からややもすると、仕事や妊娠前の状況に関心がいくことがあります。そして子育てをしている自分は人に遅れをとるのではないかといった不安に苛まれることがあります。
キャリア志向の方が陥る罠です。

都会で人工乳で一人で子育てをしている母親の場合子育てに不安を感じやすくなる傾向があるようです。
子育ての相談の多くが都市部に居住する母親に、仕事や社会に関心を持つ傾向が強いように思います。

このような不安が生じたら身近な人に相談することをお勧めします。
ネットにはマイナスになるような情報がありますので、ネットに情報を求めないようにしてください。
先輩ママや子育てを経験された方に相談するといいです。



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いいお産をするために

2008年01月02日 | 日々の思い
皆さんは、お産やお産の現場にいる産科医や助産師のことをどのように考えているのでしょうか?
お産は、本来「自然の営み」です。昔は、お産の介助をしてもらっていました。あくまでもお産は「産婦」が主体的にするものでした。
伝統的な日本のお産ができたのは、日本人の暮らしがいいお産をするために最適なものであったことです。
生活は、日本家屋で、毎日拭き掃除をし、選択は盥で洗濯板を使っていました。
そのためには、屈んで股を開き盥を間に挟む形で行っていました。
また、トイレは和式の屈んでまたを開くスタイルで足腰の筋肉や開脚をする必要がありました。雑巾がけも同じような効果があります。

愛知県岡崎市の吉村医院の吉村 正先生のところで希望する産婦は古家と呼ばれる日本家屋で産前に暮らします。

今の洋式トイレや掃除機、洗濯機などの文明に浸った生活では、理想的なお産は臨めないのではないでしょうか?
生活そのものや精神が脆弱になっている今日では、お産も人に依存しているのです。


今日来たある産科医のメールです。
*************
私たちはもっと生活を見直すべきなのだろうと思います。

 産科も同じです。命の誕生を喜び合う場であったはずが、いつしかお互いを責め合う場へと変化してしまいました。嘆かわしいことです。
喜びも悲しみも自然の摂理として、共に受け入れていかれない医療には、空しさしかありません。
*************
悲しい現実ですね。
この背景にあるのは、親になっていない女性が親になることです。
自然の摂理や人間の性の営みに反して、妊娠を計画的にし、子どもを「造る」という行為を行っていませんか。
わずかな知識と間違った常識で、お産を考え、妊娠情報誌やくだらない雑誌を鵜呑みし、それをお産の現場で、美容院のヘアーカタログのように切り取って、このようなスタイルのお産をしたいと希望を述べる。

自然の摂理にかなった生活をしていないとお産はうまくいきません。

産科医の現象を招いている大きな要因は「親になっていない妊婦」の自分勝手な屁理屈や義務も果たさず権利を主張するからです。
感動や感謝のない医療はむなしいものです。
お産には、悲しい現実もあります。赤ちゃんや産婦にトラブルも起きます。
お産にはそのようなことは当然起こります。
お産には100%の安全はありません。

気に入らなければ「医師を責め訴訟」をする、それでは医師はやってられません。
裁判に使うエネルギーや心的苦痛ははかり知れません。

医師が患者を選ぶ時代がやってくるのではないでしょうか。
それも当然だと思います。信頼関係が構築できる妊婦しか受け入れない、それはリスクをさけるためには当然です。医師も自分を護らなければならないのです。


お産は、カタログどおりにはいきません。
こころと体が出来てなければ、お母さんにはなれません。
ままごと遊びの「お母さん」です。だから育児不安等ということが起こるのです。
最近の子どもは、「ままごと遊び」ができません。
家で親がする「家事」をみていないから出来ないのです。
コンビニやマクドナルド、ピザの出前や回転寿し、レトルト食品の暮らしでは、ままごと遊びは電子レンジで遊ぶか、おもちゃのレジスターで遊ぶのが関の山。
お料理をつくったりのごっこ遊びはできません。情けない、情けない。

これらの「遊び」はその子が結婚したら自然に家事や調理ができるようになります。
親の姿を学び、脳裏に焼き付け、自分が親になったときに自然と出来るものです。
お人形遊びは、自分が親からされた育児の復習です。親になったときに自然に授乳行動や赤ちゃんの抱っこやおんぶができます。子育てに役立つ様々な情報は「親からされたこと」が自然に甦ってできるのです。

ままごと遊びをしている子どもをみると「安心」します。親の育て方ができていると思えてうれしくなります。

お産についてもう一度考えてください。
一生に数度だから豪華な「人任せのお産」ではないのです。

お腹の赤ちゃんと妊婦が主体の手づくり「お産」をしてください。

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今年もよろしく

2008年01月01日 | 日々の思い
明けましておめでとうございます。
今年も皆様にとりましてよい年でありますようにお祈りしています。


昨年はいろいろな事件が多発しましたが、今年は悲しい事件がさらに起きていくと思います。
ここ15年は、年々悲惨な事件が増加していくと思います。
まだまだ氷山の一角です。

これらの背景にあるのは、日本の家庭が崩壊しているからです。
家庭で教育を受けてこなかったことが影響しています。
また、テレビゲームも子どもの心を蝕んでいます。携帯電話が拍車をかけています。
諸悪の根源は家庭教育の崩壊、そしてファミコン、携帯電話が人の心を成長させない要因です。

年の初めから明るい話題を提供できないのが残念です。

僕は、今年は犯罪者の抑止のために「親育て」に力を入れていきます。

感受性豊かで思いやりのある人になっていくことができるように支援していきます。そのためには新生児期のサポートが重要です。

今年も親を叱りながら親育てをします。

今年もよろしくお願いします。



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