相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「有鹿神社」の別当寺「海老山総寺院満蔵寺」

2020-12-30 13:16:45 | 寺院
海老名市河原口に神仏分離まではすぐ隣に鎮座する「有鹿神社」の別当寺であった真言宗寺院「海老山総持院満蔵寺」は鎮座している。創建は天平勝宝6年(754年)。本尊は虚空蔵菩薩。天正19年(1591)徳川家康より「寺領十石の朱印」を拝領している。江戸時代には近隣の「相模国分寺」、座間の「星谷寺」、厚木の「飯山観音」など19末寺を有していた大寺で更に明治初期に海老名氏の菩提寺「宝樹寺」を併合した。「山門」を抜けると境内正面には入り母屋造りの「本堂」、そして本堂右には庫裏、前には東大寺型「八角大灯籠」、海老名市内で最古といわれている「子育地蔵尊」がある。境内には蓮鉢がいくつ並べられ観蓮咲く7月には多くの参拝者で賑わう。(2012)
 
 
 
 
 
 
 






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小野路の鎮守「小野神社」

2020-12-30 10:07:05 | 神社
東京都町田市小野路町に小野路の鎮守「小野神社」はある。創建は天禄年間(972年頃)に武蔵国司として赴任した小野孝泰(小野篁の7代後の子孫)が、この地に祖先の小野篁の靈を祀ったことが始まりとされる由来する。主祭神は小野篁(&天下春命)。風土記によると元慶8年(884)創建とある。応永10年(1403)には小野路村の僧正珍が宮鐘を奉納、この鐘は両上杉の合戦の際に持ち去られ今は逗子市沼間「海宝院」に現存している。現在は小野篁を祭神とするが明治21年(1888)の小野路村誌では天下春命或は小野篁としている。小野路の地は古代から鎌倉街道の重要な中継点の一つとして知られていたが、天禄年間(972)頃に小野路宿交流館すぐ横に「鳥居」が構えられている。参道の石段を上がると正面「社殿(拝殿)」(昭和3年再建)がある。左に「神楽殿」と「社務所」がある。小野路宿という江戸時代の宿場町を守護する鎮守社として崇められている。(2012)
 
 
 
 
 
 
 





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「相模原麻溝公園」満開となった「ロウバイ」をクローズアップ!!

2020-12-29 11:31:01 | 公園・庭園
相模原市南区麻溝にクレマチス、アジサイ、クリスマスローズの名所「相模原麻溝公園」はある 12月も今日までは暖かく快晴、しかし明日は寒気が南下、日本海側は大雪予報である。この時季さすがに撮るべき花も少ないが、唯一「花の谷」の一角に数本植栽されている「ロウバイ」(素心蝋梅)が見頃を迎えている。この「ロウバイ」は冬に咲くことから「ウィンター・スウィート」とも呼ばれている。既にどの枝にもロウバイらしいまるで蝋細工のような光沢を帯び琥珀色の花を披露中である。撮影中一つ一つの花からフルーティな甘い香りを放っている。一つの花に昆虫が一匹吸蜜中であった。花名に梅がついているが梅ではなくロウバイ科の落葉低木である。当園にも「淡い黄色」と「濃い黄色」の二種類がある。花姿は下向きあるいは横向きに咲き、内側の花被片が暗紫色をして外側が黄色である。花弁は透明感があり蝋質を思わせる。花の少ないこの季節(蝋月=12月)に「ロウバイ」は本当に希少花である。(2012)
 
 
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「県立相模原公園」では「アイスチューリップ」つぼみ膨らむ!!

2020-12-29 09:36:47 | 公園・庭園
相模原市下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」ではこの時期珍しい「アイスチューリップ」がコンテナ花壇に並べられている。クヌギゲートの真正面のみんなの花壇前に青いベンチを背景に昨年より規模は小さいが前列に黄色、後列に赤色の数千本の「アイスチューリップ」(ウインターチューリップ)が今にも開花しそうな蕾を膨らませている。まもなく開花へのスタンバイしている。チューリップといえば春から初夏に咲く花であるが、このアイスチューリップは植付後に凍らせて生長を止めた状態で保管。咲かせたい時を想定し冷蔵庫から出して徐々に外気温に馴らし生長させる。12月後半から1月初に開花させる調整を行い、チューリップに春が来たと錯覚させているようである。かわいそうな気もするが花の少ないこの時季にチューリップの花観賞ができている。(2012)
 
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

座間栗原の古刹「栗原山崇福寺」

2020-12-29 08:01:18 | 寺院
座間市栗原に臨済宗建長寺末寺の「栗原山崇福禅寺」はある。戦国時代に村民の太郎衛門(鈴野家の先祖)が創建。本尊は釈迦如来。昭和53年(1978)に「開山450年祭」が盛大に行われている。「山門」右脇にある「お地蔵様」は文久元年1861に建立されたもので土地の人々から「子育て地蔵」として厚く信仰されており、幼児抱いて慈愛深いその姿は子を思う母親の情愛を感じさせる。「山門」を抜けると左手に「鐘楼」、正面に入り母屋づくりの「本堂」、本堂右に「庫裡」がある。境内の植木は手入れが行き届き美しい。また当寺の裏山の歴代僧墓地には無縫塔、キリシタンに関係するマリア地蔵がある。更に1200~1300年前の人々の二基お墓「北横穴墓群」がある。(2012)
 
 
 
 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする