津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

宇土細川藩家中先祖附・抄録

2006-08-30 15:14:59 | 歴史
 光永文煕氏の「宇土細川藩家中先祖附・抄録」は、あの太田道灌の末裔宇土細川家の太田家に由来するものだそうだ。慶安五年及び寛文年中の書出しの写しとある。この先祖附の面白いところは、本人の年齢がわかることや、奥方の出自が記されていることだ。丹念に見ていたら、わが一族と思われる人の名前を二人見つけた。一人はまさしく我が家の姓●と同じで、●源左衛門の娘が橋本彦左衛門という人に嫁いでいる。しかし、我が家とのつながりは判然としない。もう一人は、我が家の初代磯部庄左衛門の妹?(磯部市右衛門娘)が、山上四郎左衛門という人に嫁いでいた。(四郎左衛門の妹が見崎与次右衛門に嫁ぎ、弟三郎兵衛は谷三之丞の養子となり渡辺権太夫の娘を貰っている。)初代・庄左衛門の父磯部市右衛門は、周防国下松に浪人していたと我が家の先祖附には有るのだが、亡くなりでもして兄をたよって肥後に来たとでも言うのだろうか。しばし空想の世界に導きこまれてしまった。
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