熊本城内に国の色々な出先機関が入る合同庁舎がる。かってはこのあたりを桜の馬場といった。つい先日手元に届いた、熊本市の「市政だより」の「熊本城みてある記」に、この桜の馬場が紹介されている。昼下がり仕事で外に出たおり、思い立ってコースを替えて桜橋から城内に入った。先の「市政だより」によると、桜の馬場の入り口・坪井川にかかる桜橋の脇あたりに、宝暦の大改革で名高い家老にして大奉行の、堀平太左衛門の屋敷があったとの事だ。坪井川へ出る川手口が現在も残されている。平太左衛門は多忙の人であったが、たまには釣り竿などを片手に川手口から顔を覗かせたのではないか等と考えたりした。しばし物思いにふけっていたら、後続の車のクラクションに吃驚して一目散の退散と相成った。銀杏やもみじが紅葉して、秋の風情真っ只中の熊本城である。
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