津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

上着座七家

2006-11-03 14:43:51 | 歴史
 細川家に於て座班が定められたのは、宝暦六年細川重賢によってである。御一門、一御家老(松井家)、二三御家老(米田・有吉家)、一御家老嫡子、二三家老嫡子、御中老、御備頭、御留守居大頭、御家老御免之席、御中老御免之席、組外、御家老二代目、御中老二代目、御備頭御留守居大頭并同列御免之席、そして上着座ということになる。持座七人着座は、松野家・木下家・津川家・楯岡家・下津家・そして沼田家である。この七家で上席の役職についておれば、当然座班もそれに従う事になる。松野家は大友吉統の子孫、木下家は太閤秀吉室高台院の甥の血筋、津川家は斯波管領家の血筋、楯岡家は最上楯岡家の子孫、下津家は下津棒庵の子孫、そして沼田家は細川藤孝室麝香の実家で三家老家に次ぐ名門である。こうしてみると細川家はすごい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする