Sightsong

自縄自縛日記

リッキー・リー・ジョーンズ『Pop Pop』と『Pop Pop at Guthrie Theater 1991』

2018-12-11 00:17:36 | ポップス

リッキー・リー・ジョーンズ『Pop Pop』(Geffen、1991年)は、彼女がカバー曲ばかりを歌ったアルバムである(最近はじめて聴いた)。

Rickie Lee Jones (vo, g)
Robben Ford (g)
Michael O'Neill (g)
Charlie Haden (b)
John Leftwich (b)
Walfredo Reyes, Jr. (bongos, shakers)
Bob Sheppard (cl, ts)
Joe Henderson (ts)
Dino Saluzzi (bandoneon)
Charlie Shoemake (vib)
Steven Kindler (vln)
Michael Greiner (hurdy-gurdy)
April Gay, Arnold McCuller, David Was, Donny Gerrard, Terry Bradford (backing vo)

なんというか、凄いメンバーである。チャーリー・ヘイデン、ディノ・サルーシ、ジョー・ヘンダーソン。ボブ・シェパードはこういうところに出てくるんだな(この間、ピーター・アースキンのバンドで観た)。曲によってメンバーをうまく変えていて、個人技も楽しめる。「My One and Only Love」や「The Ballad of the Sad Young Men」でのヘイデン、サルーシ、ロベン・フォードとのカルテットとか、ジョーヘンが吹いている「Bye Bye Blackbird」とか、なかなか最高である。

もちろんリッキー・リーの鼻にかかったような歌声がまた魅力的。(なのに、ウィキペディアによれば、レナード・フェザーはひどい言い方である。かれにはわからなかったのだろう)

同じ1991年の、このコンセプトで行った2枚組ライヴ盤『Pop Pop at Guthrie Theater 1991』(JM、1991年)がある。こちらは豪華メンバーを集めることができなかったようなのだが、これはこれで普段着みたいで悪くない。

Rickie Lee Jones (vo, g, p)
Michael O'Neill (g, vo)
Sal Bernardi (accordion, g, harmonica, vo)
John Leftwich (b)
Keith Fiddmont (sax)
Ed Mann (perc, vib)


元ちとせ『元唄』

2018-12-04 00:42:08 | ポップス

元ちとせ『元唄』(Augusta Records、-2018年)を聴く。

元ちとせ(唄、三味線、お囃子)
中孝介(唄、三味線、お囃子)(track 1, 2, 5, 6)
民謡クルセイダーズ(track 7):
田中克海 (g)
DADDY U (b)
Moe (key)
Sono (timbales)
Mutsumi Kobayashi (bongos)
Irochi (congas)
山内ステファン (tp)
大沢広一郎 (sax)
meg、田中克海、Daddy U、Moe、大沢広一郎、山内ステファン (cho)

奄美の島唄を集めたミニアルバム。

もちろん中孝介の中性的な声は良いのだが、元ちとせは口蓋と喉を広げて鼻から抜く、彼女の次第に強くなってきたスタイル。声量のことは置いておいて、これが元ちとせなのだと思えばよいのだ、何年もぶつぶつ言っていないで。とは言え、「行きゅんにゃ加那節」なんて彼女のCDデビュー盤『故郷・美ら・思い』(1996年)での同曲の歌唱のほうがやはり真っすぐで力があって好きなのだが、何度も聴いているうちに、元ちとせだったら何でもいいやと思えてくる不思議。

白眉は、民謡クルセイダーズが参加した「豊年節」(『Echoes of Japan』も良かった)。こうも賑々しく別音楽の介入によって盛り上げられると元ちとせの魅力が増すようだ。登川誠仁『Spiritual Unity』における中川敬らの参加、また、大島保克『今どぅ別り』におけるオルケスタ・ボレの参加が、かれらの声に活力を与えたように。

●元ちとせ
元ちとせ『平和元年』(2015年)
元ちとせ『Orient』(2010年)
元ちとせ『カッシーニ』(2008年)
元ちとせ『Music Lovers』(2008年)
元ちとせ『蛍星』(2008年)
『ミヨリの森』(2007年)(主題歌)
元ちとせ『ハイヌミカゼ』(2002年)
元ちとせ×あがた森魚
『日本地図から消えた島 奄美 無血の復帰から60年』(ナレーターとして参加)
『ウミガメが教えてくれること』(出演)


渚ようこ『渚ストラット』

2018-08-25 10:49:01 | ポップス

渚ようこ『渚ストラット』(Sound・Of・Elegance、-2016年)を聴く。

渚ようこ (vo)
花園臨界実験所:
たけやん(鍵盤屋)(org, p)
ベンジャミン・オイカワ (g)
的場慎太郎 (b)
長谷革ナオヤ (ds)

そうか、渚ようこは幻の名盤解放同盟のファンなんだな。いきなり「新小岩から亀戸へ」、それから「カモネギ音頭」。山崎春美が作詞の「ガセネタの荒野」、最後は阿久悠の「津軽海峡冬景色」と「哀愁のロカビリアン」。渚ようこの場末感ある歌声も最高だし、ギターもオルガンも暴れていて最高。

また新宿ゴールデン街の汀に行こうかな。11月30日・四谷区民ホールのリサイタルも興味津々。

●渚ようこ
新宿ゴールデン街、歌舞伎町のナルシス(2017年)
渚ようこ『あなたにあげる歌謡曲』、若松孝二『天使の恍惚』(1971年、2005年)


ミシェル・ンデゲオチェロ『Ventriloquism』

2018-06-11 16:26:30 | ポップス

ミシェル・ンデゲオチェロ『Ventriloquism』(Naïve、2018年)を聴く。

80-90年代のR&Bやポップスのカヴァー集であり、ひとつずつ、オリジナルと聴き比べてみる(こういったときにパソコンでCDと原曲の動画検索を切り替えられるのは便利だな)。

ジョージ・クリントンの「Atomic Dog」とか、ティナ・ターナーの「Private Dancer」とか、シャーデーの「Smooth Operator」とか、ちょっと意外な選択もある。しかしどれも、最低限の楽器の伴奏とともに、しっとりと艶やかなンデゲオチェロの歌になっている。なかでもプリンスの「Sometimes It Snows in April」にはやられてしまった。揺蕩うようなサウンドの中で、ンデゲオチェロが心の底にたまった澱をかき集めていくようで、じっと聴いていると涙腺がゆるんでくる。

この歌手としての成熟。落ち着いた雰囲気のクラブでライヴを観たい(前回のビルボードはどうも・・・)。

●ミシェル・ンデゲオチェロ
ミシェル・ンデゲオチェロ@ビルボードライブ東京(2017年)
マーカス・ストリックランド『Nihil Novi』(2016年)
テリ・リン・キャリントン『The Mosaic Project: Love and Soul』(2015年)
ミシェル・ンデゲオチェロ『Comet, Come to Me』(2014年)
ニーナ・シモンの映像『Live at Ronnie Scott's』、ミシェル・ンデゲオチェロ『Pour une ame souveraine』(1985、2012年)
ミシェル・ンデゲオチェロの映像『Holland 1996』(1996年)


アレサ・フランクリンの5枚組

2018-06-11 12:32:30 | ポップス

入院するにあたりいろいろCDも持ち込んだ。その中に、数年前になんとなく買っておいたアレサ・フランクリンの5枚組。

『I Never Loved a Man the Way I Love You』(1967年)
『Lady Soul』(1968年)
『Aretha Now』(1968年)
『Spirit in the Dark』(1970年)
『Aretha Live at Fillmore West』(1971年)

ヒットした名盤ばかりであり何を言うのでもないのだが、やはり、何を聴いてもアレサは素晴らしいな。

特に、フィルモア・ウェストにおけるライヴ盤。『It Never...』と同じくオーティス・レディングの「Respect」から入り、がんがん盛り上げていく。メンバーも凄い。キング・カーティス、コーネル・デュプリー、バーナード・パーディ。アレサはフェンダーローズも弾く。終盤にはレイ・チャールズ登場。いやー凄い。アナログも欲しい。

●アレサ・フランクリン
ハーレム・スタジオ美術館再々訪(2017年)
ハンク・クロフォードのアレサ・フランクリン集
(1969年)


大和田俊之『アメリカ音楽史』

2018-05-25 07:13:32 | ポップス

大和田俊之『アメリカ音楽史 ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(講談社選書メチエ、2011年)を読む。

本書で対象とする音楽は幅広く、最初は散漫な印象を受ける。しかし読んでいくうちに、ミンストレル・ショウ、ジャズ、R&B、ロック、ヒップホップなど、そのいずれにおいても、その時点から過去に向けられた黒人と白人双方の欲望が交錯する領域に形成されたのだとする大きな視線があることがわかってくる。それが「偽装」というふるまいによってあらわれてくるというわけである。

その視線の中にアフロ・フーチャリズムも入っており、面白い。つまり、サン・ラなど黒人音楽家たちは、SF的想像力によって「惑星的他者」を偽装し、自らのアイデンティティを再確認したということである。ここにもオクテイヴィア・バトラーの名前が登場してくるのだが、そうなれば、ニコール・ミッチェルの活動もその文脈で捉えられる。

一方、ジャズのモード奏法こそが歴史的な断絶であり西洋からの解放だとする論旨には、ちょっと納得しにくいところがあった。


レイラ・ハサウェイ@ブルーノート東京

2018-04-16 21:03:26 | ポップス

ブルーノート東京に足を運び、レイラ・ハサウェイ来日ツアーの最終日最終回(2018/4/15)。昨年も一昨年も行けなかったのでようやく、である。その前にはアポロ劇場でのコンサートを見送ってあとで後悔していた。

Lalah Hathaway (vo)
Dennis Clark (back vo)
Eric Smith (b)
Lynette Williams (key)
Tavarius Johnson (ds)
DJ Spark (dj)

guests:
Zeebra (rap)
TOKU (vo, tp)

いきなりDJスパークが会場をもりもりに盛り上げる。しばらくしてから登場したレイラ・ハサウェイ、小柄なのにたいへんなアウラを身にまとっている(本当)。さすがスーパースター。

エリック・スミスのベースが不必要なほど響くなかで、レイラの歌声はしっとりと沈んで暗い空間に溶け込むように感じられる。なんとスタンダードの「Summertime」、『Live』でも歌っている「when your life was low」、父ダニーが歌った「a song for you」(たぶん)、『Honestly』の「Don't Give Up」なんかのあとで、やはり『Live』の「forever, for always, for love」を客にも歌わせて盛り上げた(アルバムと同じだ)。またこの曲でのキーボードが激しくてみんな大喜び。

最後にはゲストふたりが登壇し、Zeebraがフリースタイルの日本語ラップで笑わせ、TOKUが空気を鎮めるようなヴォーカルとトランペット(この人はこういうキャラに違いない)。それにしても久しぶりに観たぞTOKU。

もうテンションが高くなり、ミーハーにもサイン会に参加し、一緒に写真まで撮ってもらっちゃった。あとでスマホの待ち受け画面にした。わはは。

●レイラ・ハサウェイ
レイラ・ハサウェイ『Honestly』(-2017年)
レイラ・ハサウェイ『Live』(2015年)
グレゴリー・ポーター『Take Me To The Alley』(2015年)
テリ・リン・キャリントン『The Mosaic Project: Love and Soul』(2015年)


レイラ・ハサウェイ『Honestly』

2018-03-04 13:27:01 | ポップス

レイラ・ハサウェイ『Honestly』(Hathaway Entertainment、-2017年)を聴く。CDでもよかったのだがなんとなくヴァイナル。

サウンドはこれ見よがしに奇を衒ったようなものではなく、それゆえ落ち着いて聴くことができる。曲によって参加するティファニー・グーシェイとかラップのレクレーとかまったく知らないのだが。

それにしても良い声。低くて表面が銀梨地(カメラの)のようで、皮膚からしっとりと沁みこんでくる。良いな~。良いな~。4月の来日公演が楽しみだ。サインとかもらおうかな。

●レイラ・ハサウェイ
レイラ・ハサウェイ『Live』(2015年)
グレゴリー・ポーター『Take Me To The Alley』(2015年)
テリ・リン・キャリントン『The Mosaic Project: Love and Soul』(2015年)


ちあきなおみ『星影の小径』

2018-01-28 12:56:08 | ポップス

ちあきなおみ『星影の小径』(Victor、1985年)を聴く。

1985年の初出時のタイトルは『港が見える丘』。1993年にこのタイトルに変えられ、その後、またオリジナルのタイトルに戻されたようである。

ドラマチック歌謡、ムード歌謡、大人の歌謡。バックのサウンドは、当時にしては思い切ったアレンジなのだろう。いま聴けばモダンでベタベタな感じがない。もっともamazonのレビューなどを見る限りでは、ベタなものを求める人たちは多いのだろうね。

それにしても、奥が深く、愁いがあって、何かを必ず残す声。ときどき復活待望論が出てくる歌手だが、もう残された録音を聴くだけで十分なのだ。

収録曲は以下の通り。

1. 星影の小径
2. 雨に咲く花
3. 港が見える丘
4. 上海帰りのリル
5. 青春のパラダイス
6. ハワイの夜
7. 水色のワルツ
8. 雨のブルース
9. 夜霧のブルース

●参照
ちあきなおみのカヴァー曲集
降旗康男『居酒屋兆治』


フェイ・ウォン『Eyes on Me』

2017-11-27 21:33:34 | ポップス

なぜか昔のフェイ・ウォンの7インチ盤『Eyes on Me』(EMI、1999年)がいきなり再発されていて、衝動的に入手した。

A面の「Eyes on Me」は英語で唄われていて、なめらかなフェイ・ウォンの声とマッチする。B面は「紅豆 Red Bean」、これもまた障害物なくすうと沁みこんでくるようで、なんども聴く。

テレサ・テンに捧げたアルバムでテレサと比べてしまい、いまひとつだなと思ってしまった自分はもう別人である。

●フェイ・ウォン
フェイ・ウォン『The Best of Faye Wong』、『マイ・フェイヴァリット』(1995、96年)
ウォン・カーウァイ『恋する惑星』(1994年)


アースコライド@Apoteka

2017-11-18 14:36:02 | ポップス

バンコク滞在中、夕食を取ったあとに繁華街を抜けて、アポテカ(Apoteka)というライヴバーを覗いてみた。

Earthcollide (g, vo)

目当てはアースコライド(Earthcollide)。FBのページを見ると「Girls Rock Asia」とある。

たどり着いたら、もうギターを弾きながら歌っている。低く太く、ガーリーでもあって、いい声である。アジアにエキゾチックなものを見出す視線も悪くはないが、こんな日常のロック、フォーク、ポップスももっと聴きたいと思ったのだった。彼女は歌い終えると「See you next Thursday!」と叫んですぐに消えた。

Nikon P7800


李政美『わたしはうたう』

2017-06-07 22:11:25 | ポップス

李政美『わたしはうたう』(オフィスとんがらし、1997年)を聴く。いぢょんみさんの最初のCDである。

李政美 (vo)
矢野敏広 (g, mandolin)
HALMA GEN (key)
和田啓 (クンダン, perc)

ゲスト:
向島ゆり子 (fiddle)
広瀬淳二 (ss)
塚本晃 (harmonica)
村山二朗 (篠笛)
宮崎節子 (チャング)

もうこのときから、歌声には堂々として湿り気があって、また聴きに行きたくなる。

金子みすゞの詩に李さんが曲を付けた「星とたんぽぽ」「わたしと小鳥とすずと」も良いのだが、何といっても、名曲「京成線」である。その歌詞「低い鉄橋のその下には/埋もれたままの悲しみ眠る」は関東大震災で虐殺された人たちのことであり、「川向うから吹く風は/なつかしい匂い運んでくる」とは皮革工場の匂いのことなのだという。(李さんのご両親は済州島生まれである。)

ところで、驚いたことに、12曲目「祈り」には広瀬淳二がソプラノサックスで参加している。さぞヘンな世界を創り出しているだろうと期待したが、普通の演奏だった。

●李政美
板橋文夫+李政美@どぅたっち(2012年)


チンドン屋@蒲田西口商店街

2017-04-30 09:47:39 | ポップス

蒲田西口商店街にて、菊乃家、チンドンよしの、チンドン芸能社計15名の演奏(2017/4/29)。大賑わい。大爆笑。大迫力。

Fuji X-E2、XF35mmF1.4、XF60mmF2.4

●参照
照内央晴+松本ちはや、VOBトリオ@なってるハウス(2017年)
照内央晴・松本ちはや『哀しみさえも星となりて』@船橋きららホール(2017年)
照内央晴・松本ちはや『哀しみさえも星となりて』(JazzTokyo)(2016年)


原みどりとワンダー5『恋☆さざなみ慕情』

2017-02-10 11:13:32 | ポップス

原みどりとワンダー5『恋☆さざなみ慕情』(midorihaus、2006年)を聴く。

原みどり (vo)

ワンダー5:
松本治 (tb)
西村浩二 (tp)
石川広行 (tp)
津上研太 (as)
松風鉱一 (fl, ts, bs)
相内昭徳 (tb)
佐藤潔 (tuba)

渋谷毅 (p)
外山明 (ds)
水谷浩章 (b)
大友良英 (g)

ホッピー神山 (p, bells, Gram-pot)
工藤美穂 (vln)
定村由紀子 (vln)
小原直子 (viola)
井上とも子 (cello)

昭和のジャズ歌謡や民謡を歌ったアルバムである。スパンクハッピーとかまるで縁がないので、こもったような声質の原みどりのヴォーカルはまだよくわからない。たまたま参加ミュージシャンを見てうわ凄い、と思って、入手してしまった。

「Just One of Those Things」での大友さんのギターも、「山中節」でのストリングスも、ときに聴こえる松風さんのフルートも冴えている。でもやはり、特に目立っているのは渋谷毅さんである。「Cry Me A River」なんていつもの沁みる歌伴であり、とてもいい。 


ミシェル・ンデゲオチェロ@ビルボードライブ東京

2017-01-19 08:04:10 | ポップス

六本木のビルボードライブ東京にて、ミシェル・ンデゲオチェロのステージを観る(2017/1/18, 2nd)。

Meshell Ndegeocello (b, vo)
Chris Bruce (g)
Jebin Bruni (key)
Abe Rounds (ds)

シンプルな編成も奏功してか、ミシェルのヴォイスの感触がかなり刺激的に感じられる。表面は絹のようだが、その奥には霧がかかって鬱蒼とした沼があって、まるで、体温や脈動が伝わる人の手で直接心臓を撫でられるようである。一晩経っても、この感触が身体のそこかしこに残っている。

それに加え、昔から独特極まりないベースはファンクでもフォークでもあり、最初から最後までクール。

なお、このハコの音響や座席配置の悪さは特筆ものである。音楽を聴く場というよりも、お洒落さんのお付き合いスポットなんだろうね。

●ミシェル・ンデゲオチェロ
マーカス・ストリックランド『Nihil Novi』(2016年)
テリ・リン・キャリントン『The Mosaic Project: Love and Soul』(2015年)
ミシェル・ンデゲオチェロ『Comet, Come to Me』(2014年)
ニーナ・シモンの映像『Live at Ronnie Scott's』、ミシェル・ンデゲオチェロ『Pour une ame souveraine』(1985、2012年)
ミシェル・ンデゲオチェロの映像『Holland 1996』(1996年)